クレジットカードとは?どんな仕組みなの?大学生、新社会人必見!


「クレジットカード」という言葉を聞いたことがあると思います。現在高校生の方は、店頭で保護者の方や他のお客さんが現金を渡す代わりに、プラスチックのカードを定員に渡して支払いをしている姿を見たことがあるのではないでしょうか?

このように、私達の身近にあるクレジットカードですが、高校ではその仕組みを教えてくれません。「クレジットカードは怖い」とか「クレジットカードは借金のことだ」などと聞かされて、怯えている方もいるかも知れません。クレジットカードは正しく使えば現金払いよりもお得に買い物が出来ます。この記事では、クレジットカードの仕組みについて解説します。

クレジットカードは怖い?

クレジットカードは使い方を間違えなければ、怖くありません。それどころかポイントが貯まり、現金払いよりもお得になります。クレジットカードの使い方で注意が必要なのは「リボ払い」と3回以上の「分割払い」です。クレジットカードの支払い方法を「リボ払い」か3回以上の「分割払い」に設定すると、毎月の支払額は少なくなりますが、翌月以降に支払いを繰り越した金額に対して手数料が発生します。手数料は、最大で残高の年率18%掛かります。1ヶ月で1.5%程度になります。例えば、翌月に10,000円繰り越した場合、10,000円の1.5%である150円が手数料として加算されます。

多くのクレジットカード会社がリボ払いや分割払い関連のキャンペーンを実施しています。リボ払いの仕組みを理解して、手数料を最低限に抑えるなどの知識がない場合は、安易にこれらのキャンペーンに申し込んで、リボ払いや分割払いで支払うのは止めましょう。

クレジットカードは借金である

クレジットカードで支払いをするという行為は、無利子での借金をしていることと同じです。カード利用者の買い物代金を、一旦クレジットカード会社が立て替えて、口座振替でカード利用者に請求しています。つまり、立替払いや後払いという仕組みになっています。

「借金」という言葉に対してマイナスのイメージを持つ方が多いと思います。しかし、クレジットカードの場合は、利用者にとってプラスになります

クレジットカードはお得である

クレジットカードは、現金払いよりもお得です。その理由は、現金利用の場合は1円も還元されませんが、クレジットカード払いの場合は、利用金額に応じてポイントやマイルが還元されます。キャッシュバックという形で還元されるカードもあります。

例えば、毎月の生活費が10万円の場合、1年間で120万円の支払いをしていくことになります。この120万円を全て現金で払った場合 (口座振替含む)、還元率は0%です。還元額も0円です。

しかし、同額をポイント還元率1%クレジットカードで支払った場合、12,000円相当のポイントが獲得出来ます。クレジットカードを利用するかしないかで、年間12,000円もの差が出るんですね!

クレジットカードは信用の証である

クレジットカードは、社会的信用の証です。credit card のcreditという単語には、信頼・信用という意味があります。つまり、credit cardとは、カード保有者が信用出来る人であるということを証明するものなのです。ここでの「信用」とは、「クレジットカード利用代金を期日に遅延なく支払う人」という意味を表しており、お金に関して、借りたものはきちんと返す、という当たり前のことをできる人である、ということを表しています。

海外では、特にこの意味が顕著です。アメリカなどでは、「クレジットカードを持てる = 社会的信用がある人」という社会通念がある為、クレジットカードを持つということには、大きな意味があります。

立替払いという仕組み上、カード会社の貸し倒れを防ぐ為に、クレジットカードを発行する為には、カード会社の審査を通過する必要があります。審査の過程では、他社クレジットカードを含めて、これまでのカード利用実績や支払い実績を確認します。もし、他社カードを含めてこれまでに支払いに遅延がある場合、審査通過は難しくなります。

逆に、金額を問わず、毎月カードを利用し、毎月支払いをしている場合は、審査通過確率が上がります。この場合、新規発行したカードの利用可能枠は高めに設定されます。既に発行しているカードの利用可能枠も、約半年毎に見直され、支払い実績が優良の場合には、利用可能枠の引き上げや、上位カード (ゴールドカードやプラチナカードなど) の招待が届く可能性があります。

クレジットカードを作れる職種は?

クレジットカードを作る為には、社会的信用が必要です。では、具体的にどのような人がクレジットカードを持つことが出来るのでしょうか?答えは、無職以外の職業を持つ人です。クレジットカードの審査では、カード申込者又は配偶者に継続的安定収入があるかどうかをチェックします。この為、例えアルバイトやパートであっても、働いていて、収入がある人ならクレジットカードは発行可能です。専業主婦・主夫の方は、配偶者に安定継続収入があればカードを発行出来ます (一部本人の収入を条件とするカードあり)。

ただし、ゴールドカードやステータスカードは、申し込み資格に年齢制限などが付く場合があります。これは、ゴールドカードなどのステータスカードは、カード利用可能枠が一般カードと比べて高めに設定されているからです。年齢が低いということは、一般的に収入が低いことを表します。収入が低い方が利用可能枠の大きいクレジットカードを使い過ぎると、返済が滞ってしまう可能性がある為、一部のゴールドカードは申込者を限定しています。

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別の記事で、オススメクレジットカードを何枚かピックアップする予定ですので、お楽しみに。

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私はクレジットカードを40枚以上発行してきました。日本で発行されているほとんど全てのクレジットカードのポイント還元率、年会費などの情報が頭に入っています。還元率が2%以上のクレジットカードを使い、年間で30,000ポイント (=30,000 円相当) 以上貯めて、お得な生活を送っています。

そんなクレカマニアの私も、初めてクレジットカードを作った時はとても不安でした。

大学生時代にアメリカ留学が決まり、現地での買い物用にクレジットカードを発行することになった時、挫折しそうになりました。クレジットカードってどんな仕組みなのか?審査に通るかな?

ネットで色々調べましたが、あまりの情報量の多さに、面倒に感じましたが、「得をするぞ!」という強い精神力で乗り切りましたww

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