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クレジットカードの基礎

「定額払い」、「後払い」はリボ払いと同じ!?避けるべきたった一つの理由


こんにちは。

 

 

クレジットカードを100枚以上保有している

クレカマニアの Taka です^^

 

 

「クレジットカードのリボ払いは

 手数料が高いから絶対に避けるべし!」

という情報はやっと広まってきましたが、

 

一方で、名前を変えたリボ払いサービスである

「メルカリ定額払い」や

ファミペイ翌月払いの「スキップ払い」などが

登場しています。

 

 

名前を変えることで、

リボ払いと同等の手数料が発生することを

利用者に知られないようにしていますが、

 

これらの「後払い」や「定額払い」、「スキップ払い」などは

リボ払いと同じで、

基本的には避けるべきです。

 

 

この記事では

リボ払いの恐ろしさと、

 

「定額払い」や「後払い」のサービスを

基本的には避けるべきたった一つの理由を解説します。

 

 

この記事を読むことで

気軽な気持ちで「定額払い」や「後払い」サービスを利用して、

後で「身に覚えのない高額な手数料を請求された!」

という悲劇を避けることができるでしょう。

リボ払いの恐ろしさと避けるべきたった1つの理由

クレジットカードのリボ払いは

絶対に避けるべきである、と

多くのブログ記事などで書かれています。

 

 

その理由は手数料がバカ高いことです。

 

 

クレジットカードで1~2回払い、

ボーナス一括払いで支払う場合、

手数料は一切かかりません

 

 

買った商品やサービスの料金の合計金額と

同じ金額を指定の支払日に銀行口座から引き落とされます。

 

 

しかし、3回以上の分割払いや

リボ払いの場合は手数料が発生します。

 

 

しかもこの手数料がバカみたいに高く、

カード会社によって若干は異なるものの、

年率12 ~ 18%ほどかかります。

 

 

参考として、楽天カードのポイント還元率は1%、

楽天銀行の普通預金金利は 0.1% です (楽天証券と連携後、税引前)。

 

 

クレジットカードのポイント還元率や

銀行口座の普通預金金利 (利息) と比べると、

 

年率12 ~ 18%という手数料が

いかに馬鹿げているか分かると思います。

 

 

支払いを3回以上に分割したり

リボ払いを使って、毎月の支払い金額を一定にすると、

 

ポイント還元率 (1%) の12 ~ 18倍の手数料がかかる

ということです!!

 

 

恐ろしいですね。

 

 

リボ払いの高い手数料は

カード会社の利益となるので、

 

カード会社はあの手この手で

リボ払いを勧めてきます。

 

 

「リボ払いに登録して〇〇円以上利用すると

 〇〇ポイントプレゼント!」とか、

 

「入会時にリボ払いに登録するだけで

 1000ポイントプレゼント!」など、

 

必死に利用者にリボ払いを使わせて

手数料をぼったくろうとしてきます。

 

 

余程の理由がない限り、

リボ払いは基本的には使ってはいけません

 

 

もらえるポイントの何倍もの手数料を

支払うハメになります。

「定額払い」や「後払い」はリボ払いと同じ仕組み

リボ払いのイメージの悪さが一般に広がったからか、

カード会社や各種金融機関は

「定額払い」とか「後払い」、「スキップ払い」という

別の名前でリボ払いのサービスを勧めるようになってきました。

 

 

例えば、「メルペイスマート払い」には

「翌月払い」と「定額払い」の2種類があり、

 

「定額払い」を使うと

月々の支払い金額が一定になる代わりに

年率15%の手数料がかかることが

利用ガイドページに明記されています。

https://help.jp.mercari.com/guide/articles/949/

 

 

ファミペイ翌月払いの場合は

「翌月払い」で口座振替なら手数料無料ですが、

 

「スキップ払い」を使ってしまうと

5.9 ~ 13.1% の手数料が発生します。

https://qa.family.co.jp/famipay/s/article/000004875

 

 

アメリカや日本では近年

BNPL (Buy Now, Pay Later / 後払い) がブームになり、

 

クレジットカードを持っていない若者を中心に

いろいろな後払いサービスが登場しています。

 

 

後払いサービスを利用するときには、

利用規約を読む癖をつけましょう。

 

 

最低でも、サービス詳細ページや利用規約では

ページ内検索で「手数料」と検索をかけることで、

手数料がいくらかかるのかを知ることができます。

 

 

サービスを利用した時点で

利用規約に同意したとみなされるので、

 

自分の身は自分で守るという意識を

強く持ちましょう。

 

 

あなた以上にあなたのお金を真剣に守ってくれる人はいません。

リボ払いは上級者向けの支払い方法

基本的には避けるべきだと紹介してきたリボ払いは、

使いこなすことで

手数料以上のメリットを

受けられる場合があります。

 

 

一部のリボ払いキャンペーンなどでは

手数料を最低限に抑えつつ、

ボーナスポイントなどの特典を受けることが可能です。

 

 

以下で紹介するリボ払い活用術は

上級者向けの内容です。

 

 

クレジットカードをすでに利用しており、

特定の日付までに特定の行動を毎月忘れずに行える場合にのみ

リボ払いを利用することを強くお勧めします。

リボ手数料以上のポイントをもらう方法 (三井住友カード編)

多重申込状態でも審査に通りやすい三井住友カードは、

通常還元率0.5%のカードです。

 

 

しかし、リボ払い手数料を1円以上発生させることで、

手数料が発生した月の利用金額の0.5%のポイントを

ボーナスポイントとしてゲットできます。

 

 

つまり、リボ払い手数料が発生した月は

ポイント還元率が1%になります。

 

 

例えば、三井住友カードゴールド NL を使っている場合、

年間利用額100万円以上にすることで

ポイント還元率を1.5%まで上げることができます。

 

 

これに、リボ払いのポイント還元率+0.5%を加えると、

年間100万円までの利用分に対しては

2%のポイントをゲットできます!

 

 

リボ払い手数料を最低限に抑えるためには、

以下の手順で設定が必要です。

 

  1. マイ・ぺイすリボを設定する (最低額の1万円)
  2. 1ヶ月目にカードを12001円以上利用する
  3. 1ヶ月目に利用した金額の明細が確定するタイミング (26日払いなら12日ごろ) で、当月のマイ・ぺイすリボ支払い金額を増額する (支払い後のリボ払い残高が1200円以上になるようにすること)。
  4. 2ヶ月目以降は、毎月10000円以上カードを利用する
  5. 2ヶ月目に利用した金額の明細が確定したら、当月のマイ・ぺイすリボ支払い金額を増額する (支払い後のリボ払い残高が200円以上になるようにすること)。
  6. 上記の 4 ~ 5 を100万円を超えるまで繰り返す

 

 

この方法を行うことで、

リボ手数料1~3円を支払う代わりに

ポイント還元率を0.5%上げることができます。

 

 

注意すべきポイントは、

1ヶ月目の利用額の中から

リボ払い残高が1200円以上になるように

増額申請を行うことです。

(増額は1000円単位で、Vpass から手続きが可能)

 

 

最初のリボ残高が1200円未満の場合、

リボ手数料が発生せずに、

ボーナスポイントをもらえない場合があります。

(実際の手数料計算式は、支払日や祝日の関係で若干前後するので、

1200円以上残しておくのが確実。)

 

 

なお、ANAカードでは2022年8月以降は

この方法でボーナスポイントをもらえません。

 

 

この記事執筆時点では、

この方法を使うことで

三井住友のプロパーカードのポイント還元率を

上げることができます。

 

 

ANAカード以外の提携カードについては

現時点ではこの方法でボーナスポイントのゲットが可能ですが、

念の為に、三井住友カードに問い合わせることを推奨します。

 

 

三井住友カードゴールド NL の100万円修行を

1ヶ月で終わらせる方法は

こちらの記事で紹介しているので

確認してみてください。

三井住友カード ゴールド (NL) の100万円決済修行を1ヶ月で終わらせる裏技

(TOYOTA Wallet から 6 gram へのチャージは塞がれました。) 

 

 

三井住友カードゴールドNLの5つのメリットと

4つのデメリットについての解説記事はこちら

年会費永年無料で還元率1.5%のゴールドカード新登場!三井住友ゴールドNLの5つのメリットと4つのデメリット

結論:「定額払い」や「後払い」は避けるべし!

この記事では

クレジットカードのリボ払いを避けるべき

たった一つの理由と、

 

メルカリやファミリーマートなどが提供している

メルペイスマート払いやファミペイ翌月払いは

 

実態がリボ払いであることから

避けるべきである

ということを解説しました。

 

 

ファミペイ翌月払いは

そもそも限度額が10万円と少ない上に、

 

通常還元率が0.5%しかないので、

クレジットカードを使った方が

よっぽどお得です。

 

 

BNPL がアメリカや日本で流行っていますが、

いまだに使える店が最も多いのは

クレジットカードです。

 

 

安易にリボ払いや「定額払い」を使わずに、

クレカの一回払いか2回払いを使って

無駄な手数料を払わずに買い物をしましょう。

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クレジットカードランキング

私はクレジットカードを40枚以上発行してきました。日本で発行されているほとんど全てのクレジットカードのポイント還元率、年会費などの情報が頭に入っています。還元率が2%以上のクレジットカードを使い、年間で30,000ポイント (=30,000 円相当) 以上貯めて、お得な生活を送っています。

そんなクレカマニアの私も、初めてクレジットカードを作った時はとても不安でした。

大学生時代にアメリカ留学が決まり、現地での買い物用にクレジットカードを発行することになった時、挫折しそうになりました。クレジットカードってどんな仕組みなのか?審査に通るかな?

ネットで色々調べましたが、あまりの情報量の多さに、面倒に感じましたが、「得をするぞ!」という強い精神力で乗り切りましたww

当時の私のように、「クレジットカードって何?」「どんな仕組みなの?」「どうやって選べば良いの?」などの様々な疑問を持っている方の助けになればと思い、当ブログを運営しています。

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作成者: クレジットカード情報提供所管理人

クレジットカードを40枚以上発行してきたクレカマニア。クレジットカードのキャンペーン情報や、ポイント・マイル還元率を計算することが趣味。最近はエポスプラチナカードやラグジュアリーブラックカードの券面を眺めてニヤニヤしてます。クレジットカードの基礎知識、仕組み、ポイント還元率、色々なカードの使用感をレビューします。
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