クレジットカードはとても便利です。現金を持ち歩く必要がなく、支払いを1ヶ月以上先に出来る上に、ポイントが貯まったり、不正利用に対する保証がついています。そんな便利なクレジットカードがある日、使えなくなりました!カード番号や有効期限、セキュリティーコードが正しいことを確認して再入力しても、エラーが出てしまう!この記事では、「クレジットカードが使えなくなった!」という時の対処法を、私自身の体験談を添えて紹介します。
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カードが使えない理由は?
考えられる理由は3つです。1つ目は、クレジットカード利用代金が遅延している場合です。2つ目は、カードの利用可能枠を超えている場合。3つ目は、カード会社側が不正なカード利用を検知して、カードを一時的に停止させている場合。
理由1: 支払いの延滞
当然ながら、クレジットカードの利用料金の支払いが滞っている場合には、クレジットカード会社はカードを停止します。クレジットカードというのは、利用者の買い物代金を立て替えて、カード加盟店からの手数料で利益をあげるというビジネスモデルですので、立て替えているカード利用者の利用代金が回収出来ないと、赤字になります。クレジットカードは無利子でポイントが貯まる「借金のようなもの」なので、もし銀行口座に入金し忘れたり、カード利用代金を一括で支払えない場合には、カード会社に電話しましょう。おすすめはしませんが、リボ払いや分割払いに変更してでも、料金をきちんと支払いましょう。料金の未納が続くと、信用情報が悪化するだけではなく、カード会社が法的手段に出る場合もあります。
理由2: 利用可能枠の超過
クレジットカードには「利用可能枠」というものが設定されています (アメックスやダイナースを除く)。利用可能枠とは、利用代金が銀行口座から引き落とされるまでの期間に支払いが可能な金額のことを表しており、この枠を超えての決済は原則として出来ません。例えば、利用可能枠が50万円のカードで、51万円の商品を購入しようとすると、エラーが出て、決済出来ません。
この場合の対処法は簡単です。別のカードで決済するか、利用可能枠の増枠を申請しましょう。そのクレジットカードでの利用・支払実績が半年以上あり、職業が学生や専業主婦 (主夫) 以外で、安定継続収入があれば、利用可能枠の増枠申請が承認される可能性が高いです。なお、結婚式や旅行などで一時的に利用可能枠を超えて決済する必要があり場合には、カード会社に連絡すると、「利用可能枠の一時増枠」を受け付けてくれることがあります。一時増枠の場合には、きちんとした理由とこれまでの支払い実績があれば、審査通過可能性が高いです。
もう1つの対処法として、繰上げ返済という方法があります。繰上げ返済とは、口座振替日よりも前にカード利用代金の一部または全額を支払いことです。カード会社や支払い方法の設定によって手段が異なります。大抵の場合は、ATM返済 (リボ払い設定時) か銀行振込 (手数料負担あり) のどちらかになります。カード会社に連絡しましょう。このどちらかの方法で繰り上げ返済を行うと、支払った金額分、カード利用可能枠が回復します。
ただし、JCBカードなどの金券類専用の利用可能枠は一定の期間回復しませんのでご注意下さい。
理由3: 不正検知システム
多くのカード会社では、クレジットカードの不正利用を防止する為に、不正利用検知システムを導入しています。主にネット上での高額決済が続いた場合や、一定の時間内に別の国での決済が確認された場合などに、不正利用検知システムが自動的に作動して、カードが一時的に停止させられる場合があります。支払いを遅延していないことやカードの利用可能枠を超えていないかを確認した上で、カード会社に連絡しましょう。
カード会社によっては、メールや電話で「不正利用を検知した為カードをロックしている」ということを伝えてくれる場合もあります。私の実体験では、ANA JCBカードで3~5万円の商品をネットで連続購入したところ、数件購入した後に、カードがロックされてしまいました。会員専用サイトにログインしてみると、利用可能枠が確認できない状態になっていました。
購入した時間帯が深夜だった為、翌朝、携帯電話と職場に電話連絡が入りました。カードの利用履歴を電話口で確認されて、全て自分で買ったものであることを説明すると、カードは利用可能になりました。その後、同じ店舗で時折同じような価格帯の商品を購入していますが、ロックされていません。
私の体験談 1:高額商品の連続購入でカードがロックされた話
上記の高額商品を、JCB以外のカードでも定期的に購入しています。面白いのは、カード会社によって対応が全然違うことです。JCBが発行するカードでも、セブンカード・プラスで同様の決済をした時にはロックされませんでした。
三井住友カードの場合は、30万円程度で一時的にロックされ、翌日の朝か昼頃には解除されていました。メールや電話での連絡はありませんでした。
エポスプラチナカードの場合は、15万〜20万円程度で一時的にロックされ、翌日の朝〜昼頃には利用可能状態になっています。メールや電話での連絡は一切ありません。同じ系列の店舗で2カ月連続で購入しましたが、2カ月連続でロックされましたww。プラチナカードなんだから真夜中でもカスタマーデスクを設置してほしいですね。紛失・盗難の自動受付しか繋がりません。
私の体験談2: プリペイドカードへの連続チャージでカードがロックされた話
私はクレジットカードの還元率を高める為に、プリペイドカードを利用しています。
クレジットカードの還元率を0.5%上げる裏技
先日、楽天カード PINKからANA JCB プリペイドにチャージしました。大きな買い物をする予定があったので、ANA JCB プリペイドに29万円ほどクレジットチャージしようとしました。1回のチャージ上限が49,000円なので、とりあえず40,000円をチャージ。問題なく決済されました。続けて40,000円をチャージ。無事に終了。更に続けて40,000チャージしようとすると、エラーが発生!ロックがかかったようです。
ロックされたことに関して電話やメールでの連絡はありませんでした。翌日、カード利用速報がメールで届き、ANA JCB プリペイドに80,000円無事にチャージできていることが分かりました。その日の昼頃に再びチャージを再開しました。今度は40,000円を1回と45,000円で3回チャージしたとことで、再びエラー!翌日まで待ちます。
翌日、カード利用速報を確認した後、昼頃にチャージを試しましたが、まだエラー!夜まで待って、残りの40,000円をチャージしました。
翌月、楽天プレミアムカードに切り替えてから同じようにクレジットチャージ をしたところ、20万円あたりでエラー!翌日に残りをチャージしました。
まとめ
この記事では、クレジットカードが利用出来ない状態になった場合の原因と対処法を3つ紹介しました。カード利用代金の支払いが滞っている場合には、すぐにカード会社に連絡して支払いましょう。利用可能枠をオーバーしている場合には、繰り上げ返済を行ったり、利用可能枠の(一時)増枠を申請しましょう。目安としては半年以上のカード利用・支払い実績と、継続安定収入があれば増枠審査を通過出来ます。最後に、不正利用検知システムが反応している場合には、見覚えのないタイミングでカードが利用出来なくなっているはずなので、カード会社に連絡しましょう。カード会社によっては、向こうから携帯電話や職場に連絡をしてくれる場合もあります。
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私はクレジットカードを40枚以上発行してきました。日本で発行されているほとんど全てのクレジットカードのポイント還元率、年会費などの情報が頭に入っています。還元率が2%以上のクレジットカードを使い、年間で30,000ポイント (=30,000 円相当) 以上貯めて、お得な生活を送っています。
そんなクレカマニアの私も、初めてクレジットカードを作った時はとても不安でした。
大学生時代にアメリカ留学が決まり、現地での買い物用にクレジットカードを発行することになった時、挫折しそうになりました。クレジットカードってどんな仕組みなのか?審査に通るかな?
ネットで色々調べましたが、あまりの情報量の多さに、面倒に感じましたが、「得をするぞ!」という強い精神力で乗り切りましたww
当時の私のように、「クレジットカードって何?」「どんな仕組みなの?」「どうやって選べば良いの?」などの様々な疑問を持っている方の助けになればと思い、当ブログを運営しています。
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