2020年ごろから、一部のプリペイドカードやデビットカードに
縦型デザインが登場しました。
(三菱UFJデビットカード 出典:公式サイト)
この流れは2021年になってから
クレジットカードのデザインにも影響を与え、
これまでは横向きのデザインしかなかったカード会社も
横向きのデザインを取り入れ始めました。
(エポスゴールドカード、エポスプラチナカード 画像出典:公式サイト)
(ラグジュアリーカード ゴールド、ブラック、チタン 画像出典:公式サイト)
流行になりつつある縦型デザインですが、
個人的には、横型デザインの方が好きです。
もっというと、縦型デザインは嫌いです。
というのは、縦型デザインや新デザインのカードを店頭で使ったときに
ひどい目にあった経験があるからです。
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縦型デザインのクレジットカード利用時の注意点
2021年に、縦型デザインのクレジットカードが多数登場しましたが、
それでもまだ横型デザインのカードの方が圧倒的に多いです。
ということは、
店員は横型デザインのカードの扱いには慣れている一方で、
縦型デザインのカード操作にはほとんど慣れていない、
ということです。
コロナのおかげで、
やっと最近では
客が自分でカードを機械に通すことが多くなりましたが、
それでも一部店舗やレストランなどでは
カード支払いのときに、
店員にカードを預けることになります。
このときに、縦型デザインのカードを渡してしまうと、
店員がカードの向きを間違える可能性が高まります。
新しい決済端末を使っている店舗では
カードについている IC チップを機械に向けて差し込みますが、
カード決済に慣れていない店員や
カード券面のデザインの中に IC チップが同化していてわかりにくい場合、
間違った向きで機械に通してしまうことがあります。
一度の失敗で店員がカードの向きに気づけばいいですが、
何度も間違った向きで機械に通した結果、
カードが傷だらけになってしまうこともあり得ます。
(特に、カードを雑に差し込むオバサン店員などの場合…)
現金払いの数十倍支払いが速くなるはずのクレジットカード決済で、
店員のミスのせいで現金払いと同じくらいの時間がかかってしまった挙句、
お気に入りのカードや届いたばかりのカードが
傷だらけになってしまったら
最悪ですよね?
縦型デザインのカードを使うときには
自分で決済端末に差し込む店舗だけで使う方が無難です。
新型 (奇抜) デザインのカードを使ったときの悲劇
気をつけなければいけないのは
縦型デザインのカードだけではありません。
一部のプリペイドカードでは、
磁気テープの位置が反転している場合があります。
私自身が使い、ひどい目にあったのは
Kyash というプリペイドカードです。
(Kyash Card 画像出典:公式サイト)
誕生した当初は、クレジットカードからのチャージが可能で、
利用金額の2%残高が貯まるという、
とてもお得なカードでした。
その後、何度も改悪を繰り返し、
今では、月に50,000円まで0.2%還元という
ほとんど旨味のないプリペイドカードに成り下がってしまいました。
コロナが流行する少し前、
私は Kyash Card を店頭で使いまくっていました。
支払いが完了すると瞬時にスマホに通知がくるので、
万が一不正利用があったらすぐに気付きますし、
スマホアプリ上でカードにロックをかけることができるので、
使っていないときや、落としたりした場合にも安心です。
ある日、私はいつものように、
行きつけのスーパーで買い物をしていました。
レジで「カードで!」といって
Kyash Card を渡すと、
店員はカード表面のデザインから
磁気テープの向きを推測して、機械に通しました。
しかし、何度機械に通しても
支払いが完了しませんでした。
原因は、磁気テープがついていない面を機械に通していたからですw
もし、あなたが店員だったら、
このカード券面を見て、
どの向きで機械に通しますか?
ほとんどのカードの場合は、
国際ブランドが右下にあって、
IC チップが左中央にあり、
磁気テープはカード上部の裏面についています。
・・・ということは、
このカードの場合は、
VISA のロゴが見えるから
このままの向きで、
「Kyash」のロゴがある面を機械に通しますよね?
私の行きつけの店の店員も同じことをしていました。
しかし実際には、
磁気テープがついているのは
VISA のロゴがある面なのです。
Kyash のホームページに組み込まれている
こちらの動画を見ると、磁気テープの位置を確認できます。
(動画出典:Kyash 公式サイト)
一体何のために、磁気テープと IC チップの位置を反転させたのか、
私には全く理解できません!!
私は、このデザインのカードを手にした瞬間から、
この磁気テープとICチップの配置が気に入りませんでした。
(申し込み当時は、磁気テープと IC チップの位置が反転しているなんて思いもしませんでしたし、
ホームページやアプリ内では何の案内もありませんでした。)
いざ届いてみると、
カード表面のデザインと
磁気テープを機械に通すときの向きが真逆じゃないですか!
ふざけてると思いませんか??
表面にカード番号や名義が写っておらず、
スッキリとして、安全なカードデザインに思えますが、
実際には、店員を惑わし、間違った方向でカードを機械に通すことで
本来はつかないはずの箇所に傷がついてしまう可能性が高くなるのです。
実際、私の Kyash Card の美しかったピンク色の券面には
遠目で見ても分かるほどたくさんの傷がついてしまいました・・・
Kyash Card と同様に、
Revolut という外貨決済用プリペイドカードも
磁気テープと IC チップの位置が反転しています。
https://www.revolut.com/ja-JP/a-radically-better-account
以前は、横向きデザインカードと同様の配置でしたが、
いつの間にかデザインが新しくなり、
カード情報が表面から消えて、磁気テープと IC チップの向きが反転した
現在のデザインに変更になってしまいました。
このカードはコンタクトレス決済に対応していて、
海外ではコンタクトレス決済に対応している店舗が多いので、
カードを機械にかざすだけで支払いが完了します。
また、海外では基本的に
客が自分でカードを機械に通すので、
無知な店員によって、カードを傷つけられる心配は
日本よりもかなり少ないと思います。
やっぱりカードは横型デザインがいい!
多くのクレジットカード会社が縦型のカードデザインを導入する中で、
2021年に新しくなった JCB カードのデザインは美しいと思います。
(JCBカード新デザイン 画像出典:公式サイト)
どうですか、このデザイン?
磁気テープの位置も、IC チップの位置も
従来のカードと変わっていません。
やっぱりカードには横型のデザインがぴったり似合うのではないでしょうか?
どうしても縦型のデザインを導入するなら、
PayPay カードのように、
縦型と横型の両方のデザインを用意して、
申し込み時に選べるようにしてほしいですね。
私はもちろん、横型デザインを選びます!
(PayPayカード 画像出典:公式サイト)
プラスチックカードは縦型デザインのえポスプラチナカードですが、
Apple Pay のデザインは横向きになってます。
↓ Apple Pay の Wallet 用 横向きデザイン
この横向きデザインのままプラスチックカード化してほしかった!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私はクレジットカードを40枚以上発行してきました。日本で発行されているほとんど全てのクレジットカードのポイント還元率、年会費などの情報が頭に入っています。還元率が2%以上のクレジットカードを使い、年間で30,000ポイント (=30,000 円相当) 以上貯めて、お得な生活を送っています。
そんなクレカマニアの私も、初めてクレジットカードを作った時はとても不安でした。
大学生時代にアメリカ留学が決まり、現地での買い物用にクレジットカードを発行することになった時、挫折しそうになりました。クレジットカードってどんな仕組みなのか?審査に通るかな?
ネットで色々調べましたが、あまりの情報量の多さに、面倒に感じましたが、「得をするぞ!」という強い精神力で乗り切りましたww
当時の私のように、「クレジットカードって何?」「どんな仕組みなの?」「どうやって選べば良いの?」などの様々な疑問を持っている方の助けになればと思い、当ブログを運営しています。
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