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セゾンゴールドアメックスカードは主婦でも持てる?年会費、還元率、旅行保険、審査基準、限度額などを紹介

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード

 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード (通称:セゾンゴールドアメックスカード) は、セゾンが発行するゴールドカードです。ネットからの申し込みで、初年度年会費が無料になります!この記事では、セゾンゴールドアメックスの審査基準、主婦でも発行出来るか、還元率、限度額、旅行保険などの特典を紹介します。

セゾンゴールドアメックスの審査基準

 セゾンゴールドアメックスの申し込み資格は、「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」となっています (公式サイトより引用)。この条件を満たせは、審査に通る可能性は十分にあります。年齢制限はありませんので、20代の方でも保有可能です。私も20代で発行しました

 数週間前、セゾンゴールドアメックスには手荷物無料宅配サービスが付いていることを家族に話していた時に、私の家族 (専業主婦) が「私も今度海外旅行に行くから作りたい!」と言い出しました。そこで、セゾンゴールドアメックスの審査基準を思い出した私は、「専業主婦だと厳しいかも」と言いました。その後、ググってみたのですが、主婦で発行出来たという口コミも無ければ、否決されたという情報もありませんでした。「セゾンのカードなら主婦を優遇するのではないか?」と考えた私は、家族に「試しに申し込んでみなよ!」と勧めました。その結果は…

セゾンゴールドアメックスは主婦でも持てる

 専業主婦でも、セゾンゴールドアメックスを発行出来ました!専業主婦でも発行されたということは、審査基準に書いてある「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」という条件は、カード申込者本人でなくても、配偶者が満たしていれば良い、ということのようです。彼女の配偶者は会社員です。

セゾンゴールドアメックスの限度額はとてつもなく高い!

 セゾンゴールドアメックスの限度額は、30万〜700万円です。(セゾンゴールドアメックスの限度額は公式サイトに掲載されていませんので、この数字は実際に保有している人 (私自身を含む) からの情報です。) 私の場合は、発行時の限度額が300万円でした。私は元々セゾンカードを1年半ほど使っていて、セゾンゴールドアメックスの審査に通ったタイミングで、元々持っていた他のセゾンカードの利用可能枠が5倍に増枠されました。体験談はこちら

 私の家族で、セゾンカードをあまり使っていない専業主婦の初期利用可能枠は30万円でした。既に持っていた他のセゾンカードの枠と同じです。

 セゾンゴールドアメックスカード到着後に、セゾンネットアンサー (会員用サイト) で確認したところ、ショッピング枠は最大で700万円まで増枠が可能なようです。それ以上はネットからの申し込みは出来ませんが、電話窓口では700万を超える増枠が出来る可能性はあります。

 三井住友ゴールドカードでも、ショッピング枠の最高は300万円になっているので、セゾンカードは、ゴールドカードの中でも利用可能枠が大きめに設定されているようです。

参考: セゾンプラチナビジネスアメックスの限度額

 私はセゾンプラチナビジネスアメックスカードを先日作ったので、こちらのカードの限度額も参考までに紹介します。初回発行時は300万円で、ネットアンサーでは800万円までの増枠が可能です。ただし、ネットの口コミでは1,500万円というとんでもない枠を付与された人が居るようです。セゾンプラチナビジネスアメックスは、法人や個人事業主向けのカードなので (サラリーマンでも普通に作れる)、事業上の仕入れなどに使えるように、利用可能枠に関する相談には柔軟に対応してくれる、との口コミがネット上にありました。

 2019/11/30までの期間限定で、セゾンプラチナビジネスアメックスカードが初年度年会費無料で持てます!プラチナカードをお試しで持てるキャンペーンを私は初めて見ました!前代未聞です!詳しくはこちら。

年会費

 年会費は、初年度無料です。翌年度以降は10,000円 + 税です。

ポイント還元率

 毎月の利用金額の合計に対して、永久不滅ポイントが1.5ポイント貯まります。還元率に直すと、0.75%です。セゾンブルーアメックスなどの下位カードよりも還元率が少し高いです。海外での利用分は1,000円毎に2ポイント貯まるので、還元率は1%になります。

JALマイル還元率がJALカードより高い!?

 セゾンゴールドアメックスは、SAISON MILE CLUBというコース (年会費4,000 + 税) に登録することで、1ヶ月の利用金額の合計1,000円毎にJALマイルが10マイルと、2,000円毎に永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。永久不滅ポイントは、セゾンネットアンサーという会員サイトでJALマイルに交換出来るので、合計でJALマイル還元率が1.125%になります。

 JALカードのJALマイル還元率は、0.5%〜1%なので、JAL カードよりもセゾンゴールドアメックスカードの方がJALマイルが貯まりやすいということになります。不思議ですね^^

充実の旅行保険

 海外旅行保険は自動付帯です。カードを持っているだけで、保険が適応されます。各項目の補償金額は以下の通りです。

死亡・後遺障害1億円(家族特約は1000万円)
傷害治療300万円
疾病治療300万円
救援者費用300万円
賠償費用3,000万円
携行品損害30万円(免責3,000円)
航空機寄託手荷物遅延費用10万円
航空機遅延費用等3万円

 航空機遅延費用の補償が付いているので、台風などで飛行機の出発が4時間以上遅れた場合に、食事代などをカバーしてくれます。この補償が付いているカードは珍しいです。

 国内旅行保険は利用付帯となっているので、パッケージツアーなどの代金をセゾンゴールドアメックスで支払うことが保険適応の条件となります。

死亡・後遺障害最高5,000万円(家族は1,000万円)
入院治療1日あたり5,000円
通院費用1日あたり3,000円
手術費用5万円/10万円/20万円

 保険の詳細は、公式ホームページをご覧下さい。カード到着時に同じ資料が同封されています。

手荷物無料宅配サービス

 セゾンゴールドアメックスには、海外旅行時の手荷物無料宅配サービスが付帯しています。帰国時に空港から自宅まで、スーツケースなどの荷物を1個無料で送ることが出来ます。普通に送ると、1個でも2,500円〜3,000円程度かかります。これが無料になるのは大きいです!なお、2個目以降と自宅から空港への宅配は、通常価格からの割引になります。

 2019年の夏にアメリカのワシントンD.C.へ旅行へ行った時に、手荷物無料宅配サービスを利用して、スーツケース1個を往復で無料宅配してもらいました。雨が止んだばかりで、地面が濡れている中を駅まで歩いて行き、そこから電車で空港へ向かいました。スーツケースが無かったので、階段の上り下りを伴う、電車での移動も楽でした。体験談はこちら。頻繁に海外旅行や出張へ行く方は必須のサービスです。

まとめ

 セゾンゴールドアメックスカードは、専業主婦でも発行出来、JAL マイル還元率1.125%と高く、旅行保険が充実していて、手荷物無料宅配サービスが付帯していて、限度額が他のゴールドカードよりも高く、使いやすいカードです。ショッピングでガンガンカードを使う方や頻繁に海外旅行や出張へ行く方に特にオススメです。初年度年会費が無料なので、1年試しに使ってみてから継続するかを判断するのが良いと思います。特に手荷物無料宅配サービスは、1度使うとあまりの便利さに、癖になりますよ^^

 まずは公式ホームページでカードの特典内容を確認しましょう!この記事に書き切れなかった大量の特典をチェック出来ます。2019/10/31までの申し込み限定で、入会キャンペーン強化中です!申し込みはこちら

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クレジットカード関連情報

キャッシュレス決済は現金払いの6分の1で支払いが完了!?決済速度の実証実験結果考察

 現金払いかキャッシュレス決済か?

この議論は長い間続いており、日本では未だに現金派が多いという現実があります。紛失・盗難時の補償、決済スピード、明細の自動作成による支出の管理、衛生面など、全ての面において、キャッシュレス決済は現金払いに優っています。このことは、以前の記事で詳細に解説しました。

https://credit-card-mania.com/135.html/

https://credit-card-mania.com/429.html/

 先日、JCB がキャッシュレス決済の決済速度の実証実験を行い、その結果をプレスリリースにて発表しました。その結果、キャッシュレス決済は最短で現金払いの6分の1の時間で決済が完了するという結果が出ました。言い換えると、現金払いの客はキャッシュレス決済客の4倍の時間を決済で浪費しているということです。衝撃的な数字ですね!

 この記事では、この JCB の決済速度に関する実証実験結果の解説と考察をしていきます。

実験概要

実験名:決済速度に関する実証実験
日時:2019/7/22
対象者:20~40代の男女((株)GMOリサーチ、ジャパンクラウドパネルより採用)
手段:(1)現金、(2)クレジットカード(JCB)、(3)非接触型(QUICPay)、(4)QRコード(代表的なQR決済サービスより4種類を使用)
決済手段ごとに25名
 
※原則、「レジ担当者の金額口頭提示」から「商品・レシートのお渡し」までを一会計として計測
※クレジットカードはサインレス、QRコードは代表的なQRコード決済サービスより4種類を使用。

実験結果

 それぞれの決済方法の所要時間は以下の通りでした。

(出典 (以下の画像も全て同じ出典元):決済速度に関する実証実験結果)

 このように、4種類の決済手段の中で現金払いが最も時間がかかり、非接触型決済が最も短時間で決済が完了していることが分かりました。現金払いの最大所要時間は40秒、非接触型決済 (QUICPay) の最短所要時間は6秒なので、最大で6.6倍の差があります。両者の最大所要時間を比べても、非接触型決済は10秒に対して現金は40秒なので、4倍の差があることが分かります。平均所要時間を比べると、非接触型決済は8秒に対して現金は28秒なので、3.5倍の差があります。

キャッシュレス平均 vs. 現金

 次に、キャッシュレス決済の平均所要時間と現金払いの所要時間を比較します。

(出典元:上記画像と同じ)

 キャッシュレス決済は12秒かかるのに対して、現金は28秒かかっているので、その差は2.3倍です。QRコード決済などはアプリを立ち上げる手間があるのでどうしても時間がかかってしまいますね。先程のデータから、QRコード以外のキャッシュレス決済の平均を取り出して、比べてみましょう。

 非接触型決済8秒 + クレジットカード (サインレス)12秒 / 2 = 20 / 2 = 10秒

非接触型決済とクレジットカード払いの平均所要時間は10秒です。これと現金払いの平均値である28秒を比べると、2.8倍の差があります。約3倍ですね。ほんの数秒の差とはいえ、毎日積み重ねるとかなりの時間になります。

現金払い客は年間で約3時間浪費している

 先程のキャッシュレス決済の平均値12秒と現金払いの平均値28秒を元に、JCB が試算をしたところ、日常の買い物を現金払いからキャッシュレス決済に変えることで、年間で約3時間の自由時間が増える、という結果が出ました。逆に言うと、現金払いの客は年間で約3時間無駄にしているということです。JCB が使用した計算式は以下の通りです。

  現金とキャッシュレス決済速度の差(16秒)× 日本人の1日あたりの平均買物回数(1.7回)× 365日 = 9,928秒 → 2.8時間 ≒ 3時間

(本実証実験に伴い全国の20代~60代男女の1日あたりの平均買物回数を調査、1.65回 ≒ 1.7回)

キャッシュレス客が増えるとレジ担当者の労働時間が4時間減少する!

 続いても興味深い試算を JCB が行いました。

前述の現金とキャッシュレスの決済速度の差をもとに、会計(レジ)担当者の労働量について試算したところ、1日の会計(レジ)業務において、消費者の半数がキャッシュレスで支払いをすると、従業員1人あたりの労働時間は約2時間減少。消費者全てがキャッシュレスで支払いをすると、労働時間は約4時間減少することが判明しました。

コンビニの1日の来店数を元に試算した、JCB の計算式は以下の通りです。

  1日のコンビニエンスストア来店数(848人、日本フランチャイズチェーン協会より)× 現金とキャッシュレスの決済速度の差(16秒)= 13,568秒 → 3.8時間  ≒ 4時間

 現金払い vs. キャッシュレス決済について述べた以前の記事内で、現金払いは客本人だけではなく店員や後ろに並んでいる周りの人々の時間も奪っている、と述べました。まさにこの通りですね。今回の試算では店員の時間のロスしか計算に入れていませんが、これにレジ待ちの列に並んでいる人々の時間の損失を加えると、とんでもない結果が出そうですね。テレビなどの王手メディアが何故この話題に触れないのか、私には理解出来ません。自由時間が増えれば、もっとテレビを見てくれるかも知れないのにww テレビの扇動 (洗脳) の力は凄いですからねw

全ての就業者がキャッシュレス決済を行うと、年間で約100万時間浮く

 次に、キャッシュレス決済が日本経済に与える影響についても JCB は試算しました。現金払いによる時間損失と、その時間を労働に充てた場合にどれくらいの価値があるかを述べています。

消費者が現金払いを続けると、日本全体では1日約22億円分、年間で約8000億円分の時間をロスしていることがわかりました。
決済手段を完全にキャッシュレスへ移行することによって、時間が創出され、労働に充てた場合1人あたり年間約12,000円相当の価値となる可能性があります(※11)。

 

 計算式は以下の通りです。

  日本の就業者数(6747万人、労働力調査より)× 現金とキャッシュレスの決済速度の差(16秒)× 日本人の1日あたりの平均買物回数(1.7回)× 2(消費者側、店舗側のロス)= 36.7億秒 → 101.9万時間 ≒ 100万時間


日本人の平均給与(420万円、民間給与実態統計調査より)
時給換算 → 4200000÷245÷8 = 2143円 ≒ 2150円


1日の損失額 → 100万時間×2150円=21.5億≒22億

 

 

※11

以下の計算式に基づいて算出
8000億円÷6747万人=11,902円≒12,000円

 

 キャッシュレス決済に移行することで、1人当たり年間で約12,000円相当の労働に充てられる時間を獲得出来るそうです。イマイチ魅力的に感じませんねw

 

おまけ:全被験者の決済速度計測データ

 今回の実験の参加者達の被験者毎の決済時間計測データです。結構なばらつきがあることが分かります。

(出典:上記画像と同じ)

まとめ

 JCB が行なった、現金、クレジットカード (サインレス)、非接触型決済、QRコード決済の決済速度に関する実証実験結果から、以下のことが分かりました。

  1. 非接触型決済は現金払いと比べて、最大で6.6倍速い。(平均値では4倍速い)
  2. キャッシュレス決済 (クレジットカード、非接触型決済、QRコード決済) の平均値と現金払いの平均値を比べると、キャッシュレス決済の方が2.3倍速い。(QRコード決済を除き、クレジットカードと非接触型決済だけの平均値を現金払いと比べると、2.8倍速い。)
  3. 現金払いとキャッシュレス決済の所要時間の平均値の差は16秒で、年間では約3時間の差となる。つまり、現金払いの客は年間で約3時間浪費し、キャッシュレス決済の客は約3時間の自由時間を得る
  4. キャッシュレス決済の客が増えると、従業員の労働時間は1日で4時間減少する。
  5. 全ての就業者が完全にキャッシュレスに移行すると、年間で約100万時間浮き、この時間を労働に充てると、1人当たり年間で12,000円分の労働時間になる。

 

 現金払いにはメリットは全く無いです。キャッシュレス決済に移行して、年間約3時間の自由時間を増やし、家族や大切な人と過ごすなど有効に使いましょう。現金払い vs. キャッシュレス決済の論争は、こちらの記事で詳しく解説しています。こちらの記事では、クレジットカード決済と電子マネーの比較して、どちらがより便利でお得かを議論しています。

https://credit-card-mania.com/135.html/

https://credit-card-mania.com/143.html/

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クレジットカード選びのコツ:還元率よりも重視すべきこととは?

 あなたがクレジットカードを選ぶ時の基準は何ですか?ポイント還元率?残念ながら、ポイント還元率だけでカードを選んでいると、損します

 この記事では、累計で67枚以上のクレジットカードを発行し、現在も46枚以上のクレジットカードを保有しているクレジットカードマニアの私が、ポイント還元率だけではないクレジットカード選びのコツを教えます。

ポイント還元率だけカードを選ぶと損する理由

 昔の私は、クレジットカードを選ぶ際にポイント還元率にしか注目していませんでした。「同じ金額の決済をするなら、0.1%でも還元率が高いカードの方が得だ!」と信じていました。しかし後に、これは間違った考えだと気付きました。

 ポイント還元率が高いカードとして頻繁にブログやクレカ雑誌で取り上げられている、リクルートカードというクレジットカードがあります。ポイント還元率1.2%で、nanaco やモバイルSuicaなどの電子マネーへのクレジットチャージでもポイント付与対象になるカードです。

 リクルートカードで買い物をすると、1ヶ月の利用金額の合計に対して1.2%のPontaポイントが貯まります。1ヶ月で500円以上利用することで、1.2%の還元率を得ることが出来ます。逆に500円未満の場合は、端数が切り捨てられる為、還元率が1%に落ちてしまいます。多くの場合は、1ヶ月に500円以上の利用をするので、特に問題はないとでしょう。

 この1.2%というポイント還元率は、とても驚異的です。高還元と言われている楽天カードYJカードでも、還元率は1%止まりです。普段の買い物だけでなく、電子マネーへのチャージもポイント対象なので、電子マネーを経由してポイントの2重取りが可能です。電子マネーへのクレジットチャージに対するポイントと、電子マネーを利用する時に得られる決済ポイント (nanaco ポイントなど) の両方を得ることが出来ます。

 しかし、私にとってリクルートカードはあまりお得ではありませんでした。その理由は、リクルートカードを利用することで貯まる Ponta ポイントが使える店舗を利用しないからです。いくら高還元率のカードでポイントを貯めまくっても、貯めたポイントを使うことがないと意味がないのです!結果として、Ponta ポイントが失効する前に、近所のローソンで必要のない買い物をする羽目になりましたw (この時に買ったからあげクンは美味しかったですw)

ポイント還元率よりも大事なものとは?

 リクルートカードをメインカードとして使い、大量に貯まったポイントで無駄な買い物をするという、大失敗をした私は、その後クレジットカード選びの基準を考え直すことにしました。「なるべく還元率が高く、私が実際に使うであろうポイントで還元してくれるクレジットカード」「キャッシュバックの方が良いかな?有効期限が長い方が良いな」など、色々と考えました。

 考えた末に私が導き出した新たな基準は、「還元率が高く、使い道が豊富で有効期限が長いポイントが貯まるカード」になりました。還元されるのはポイントに限らず、現金によるキャッシュバックもありかな、と思い始めました。この新たな基準で選んだカードは以下の通りです。

キャッシュバック還元率1.25% REX Card

 まずは、ポイントではなく現金でキャッシュバックされるというカードを探してみました。還元率で比べると、REX Card というキャッシュバック還元率1.25%のクレジットカードが見つかりました。このカードは、1ヶ月の利用金額2,000円毎に25ポイント貯まり、1,500ポイント貯まると、1,500円分のキャッシュバックとして利用金額から差し引くことが出来ます。例えば、2,000円の利用金額に対して1,500円分のキャッシュバックを適応した場合、支払金額は500円になります。

 ポイントとして還元されるものをキャッシュバックという景品に交換するイメージですね。キャッシュバックであれば、使い道に困ることはありません。REX Card で普通に買い物をするだけで、自動的にキャッシュバック分が引かれます。

https://credit-card-mania.com/408.html/

有効期限が実質なし 楽天カード

 有効期限が長めで使い道が豊富なポイントとして、楽天ポイントが思い付きました。楽天ポイントは、最後の利用の1年後が有効期限となる為、最低でも1年に1回以上楽天ポイントを使うかゲットしていれば、有効期限は実質無制限になります。

 楽天ポイントをゲットするには、楽天市場などの楽天ポイント加盟店での買い物が必要です。買いたい物がない場合は、楽天カードの利用がオススメです。1ヶ月の買い物合計金額の100円毎に1ポイント貯まります。還元率は1%です。つまり、1年に1回以上、100円以上の買い物を楽天カードでするだけで、楽天ポイントの有効期限が1年伸ばせます

 楽天ポイントの使い道に関しては、楽天市場の他にも、楽天ポイント加盟店の実店舗や楽天ペイ (ネット決済でも実店舗でも対応) で利用出来ます。あまり知られていないですが、楽天ポイントは楽天カードの支払いに充てることも可能です。実質キャッシュバックと同じ使い方ですね。

 最近では楽天証券で楽天ポイントを使って投資が出来るようになりました。現金で株を買うよりも、楽天ポイントで買う方がリスクが低く感じるので、投資の初心者にオススメですね。

https://credit-card-mania.com/330.html/

まとめ:還元率は全てではない

 この記事では、クレジットカード選びのコツを紹介しました。ポイント還元率が全てではなく、貯まったポイントを使いこなせるかをより重視すべきです。

 ポイント還元率が高いカードとして有名なリクルートカードは、Ponta ポイントを日常的に使っている方にはオススメですが、そうでない方にはオススメしません。私のように、ポイントが貯まるだけで使い道がなく、止むを得ず無駄な買い物をすることになりかねないからです。

 この体験から、私がカードを選ぶ時の基準は、還元率の高さに加えて、使い道が豊富で有効期限が長いポイントが貯まるカードであることです。例えば、キャッシュバック還元率1.25%のREX Card や、ポイント数が変動する限り有効期限が無制限の楽天ポイントを貯めることが出来る楽天カードです。

 これからクレジットカードを発行する時には、ポイント還元率だけではなく、貯まるポイントの有効期限や使い道を事前にきちんと調べておきましょう!