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クレジットカードの基礎

プラチナカード4枚の還元率を徹底比較!エポスプラチナ、Platinum Preferred、ジャックスプラチナ、Orico Card THE PLATINUM

クレジットカードの中でもステータス性があり、

ランクが高いカード、プラチナカード。

 

何気なく YouTube でクレカ関係の動画を漁っていると、

おすすめのプラチナカードを7枚くらい紹介している動画を見つけました。

 

その動画内で紹介されていたプラチナカードの中で、

私自身もあまり詳しく知らないカードが登場しました。

 

詳しく調べてみると、

年会費¥22,000 (10%税込) で還元率2%超えというカードがありました。

 

年会費を加味した上での実際の還元率が分かりにくかったので、

他の高還元率プラチナカードと合わせて、

年間利用金額に合わせた還元率を徹底比較します。

比較対象のプラチナカード4枚

今回の記事で比較するのは

以下の4枚のプラチナカードです。

  1. エポスプラチナカード
  2. 三井住友 Platinum Preferred
  3. ジャックスカードプラチナ
  4. Orico Card THE PLATINUM

年会費の比較

上記4枚のプラチナカードの年会費は以下の通りです。

 

カード年会費 (10%税込)

エポスプラチナカード

¥20,000 (エポスカードからの招待の場合)

¥30,000 (招待なしでの申し込みの場合)

 

(招待なしでの申し込みの場合は、年間100万円以上決済すると、

翌年度以降の年会費が¥20,000になります。)

三井住友 Platinum Preferred

¥33,000

ジャックスカードプラチナ

¥22,000

Orico Card THE PLATINUM

¥20,370

ポイント還元率の比較

今回比較するカードのうち、

Orico Card THE PLATINUM 以外の全てのカードは、

年間のカード決済金額に応じて、ボーナスポイントがもらえます。

 

ここでは、年間のボーナスポイント、通常ポイント、年会費を加味して、

トータルでの還元率を徹底比較します。

年間利用額100万円の還元率

エポスプラチナカードの場合 (選べるポイントアップショップを全く利用しない場合)

通常ポイント 0.5%5000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント20000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント2000ポイント
ポイント合計27,000ポイント
年会費-¥20,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= (27,000 – 20,000) / ¥1,000,000

0.7%

 

 

エポスプラチナカードの場合 (選べるポイントアップショップを20万円利用した場合)

通常ポイント 0.5%5000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント20000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント2000ポイント
選べるポイントアップショップ 1%2000ポイント
ポイント合計29,000ポイント
年会費-¥20,000
還元率

(獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= (29,000 – 20,000) / ¥1,000,000

0.9%

 

Platinum Preferred の場合 (特約店利用なし)

通常ポイント 1%10000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント10000ポイント
ポイント合計20,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= -13,000 / ¥1,000,000

-1.3%

ゲットできるポイント数よりも

年会費の方が高いので、

差し引きはマイナスになります

 

それにしても、-1.3%って…

 

Platinum Preferred の場合 (特約店1%を20万円利用した場合)

通常ポイント 1%10000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント10000ポイント
特約店 1%10000ポイント
ポイント合計30,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= -3,000 / ¥1,000,000

-0.3%

この場合でも、

やはり獲得ポイント数を年会費が上回っているので、

赤字です。

 

ジャックスカードプラチナの場合

ジャックスカードプラチナは、

基本還元率が1.5% (200円毎に3ポイント) と高く、

さらに前年度の年間利用金額に応じたボーナスポイントと

Jデポ (カード利用金額に充当できるキャッシュバック残高) がもらえます。

 

ボーナスポイント (還元率アップ) 特典は、

翌年度に適応されるので、少し注意が必要です。

 

通常ポイント 1.5%15000ポイント

年間利用額に対するボーナスポイント (還元率 + 0.35%)

(適応は来年度, 来年度も100万利用を想定)

3500ポイント
Jデポ2000円分
ポイント合計20,500ポイント (Jデポ含む)
年会費-¥22,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= -1,500 / ¥1,000,000

-0.15%

獲得ポイント数を年会費が上回っているので、

赤字です。

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモールなどのボーナスポイントなしの場合)

Orico Card THE PLATINUM には

年間利用金額に応じたボーナスポイント制度はありません。

 

その代わりに、

オリコモール (オンラインショッピングに経由するとボーナスポイントがもらえるサイト) 利用分が +1%、

iD・QUICPay の利用分が +0.5%、

海外での利用に対して +0.5%、

誕生月の利用に対して +1%のボーナスポイントが

それぞれ付与されます。

 

(リボ払い利用で +0.5%という特典もありますが、

リボ手数料の方が高くなるので、今回は計算に含めません。)

 

まずは、一切ボーナスポイントがもらえないケースを計算してみます。

通常ポイント 1%10000ポイント
ポイント合計10,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= -10,370 / ¥1,000,000

-1.037%

明らかに赤字ですね。

 

続いて、ボーナスポイントが適応されたパターンを見てみましょう。

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモール5万、電子マネー5万、誕生月に10万利用の場合)

通常ポイント 1%10000ポイント
オリコモール利用ボーナスポイント 1%500ポイント
電子マネー (iD・QUICPay) ボーナスポイント 0.5%2500ポイント
誕生月利用ボーナスポイント 1%
1000ポイント
ポイント合計14,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= -6,370 / ¥1,000,000

-0.64%

まだ赤字です。

 

 

年間100万円利用時の還元率比較

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用なし)

0.7%

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップを20万円利用)

0.9%

Platinum Preferred

(特約店利用なし)

-1.3% (赤字)

Platinum Preferred

(特約店1%を20万円利用)

-0.3 (赤字)

ジャックスカードプラチナ

 

-0.15% (赤字)

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモールなどのボーナスポイントなし)

-1.04% (赤字

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモール5万、電子マネー5万、誕生月に10万利用)

-0.64% (赤字

エポスカードプラチナの場合にのみ、

年間100万円利用で黒字になりました。

 

他のカードは年会費に対してボーナスポイントが少ないので、

年間100万円程度の利用では赤字になってしまいます。

 

唯一黒字になっているエポスプラチナでも、

還元率は0.9%なので、

年間決済金額が200万円を超えない場合は、

還元率1%の年会費無料カードを使った方がお得です。

 

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年間利用額200万円の還元率

エポスプラチナカードの場合 1 (選べるポイントアップショップを全く利用しない場合)

通常ポイント 0.5%10000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント30000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント4000ポイント
ポイント合計44,000ポイント
年会費
-¥20,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 24,000 / ¥2,000,000

1.2%

年会費の倍以上のポイントをゲットできています!

年間利用金額が倍になると黒字が大きくなりますね。

 

エポスプラチナカードの場合 2 (選べるポイントアップショップ40万円利用した場合)

通常ポイント 0.5%10000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント30000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント4000ポイント
選べるポイントアップショップ 1%4000ポイント
ポイント合計48,000ポイント
年会費
-¥20,000
還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 28,000 / ¥2,000,000

1.4%

+ 4000ポイント、還元率は + 0.2%になりました。

あまり変わらないですね。

 

エポスプラチナカードなら、

選べるポイントアップショップの利用額が少なくても、

年間利用金額が200万もあれば、

還元率を高めることができます。

 

Platinum Preferred の場合 (特約店利用なし)

通常ポイント 1%20000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント20000ポイント
ポイント合計40,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 7,000 / ¥2,000,000

0.35%

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店1%を40万円利用した場合)

通常ポイント 1%20000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント20000ポイント
特約店 1%4000ポイント
ポイント合計44,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 11,000 / ¥2,000,000

0.55%

0.5%還元のカードにほんの少しだけ勝ってます…

 

 

ジャックスカードプラチナの場合

通常ポイント 1.5%30000ポイント

年間利用額に対するボーナスポイント (還元率 + 0.45%)

(適応は来年度, 来年度も200万利用を想定)

9000ポイント
Jデポ5000円分
ポイント合計44,000ポイント (Jデポ含む)
年会費-¥22,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 22,000 / ¥2,000,000

1.1%

まだまだ微妙な還元率ですね。

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモールなどのボーナスポイントなしの場合)

ボーナスポイント一覧

オリコモール (オンラインショッピングに経由するとボーナスポイントがもらえるサイト) 利用分が +1%、

iD・QUICPay の利用分が +0.5%、

海外での利用に対して +0.5%、

誕生月の利用に対して +1%のボーナスポイントが

それぞれ付与されます。

 

一切ボーナスポイントがもらえないケース

通常ポイント 1%20000ポイント
ポイント合計20,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= -370 / ¥2,000,000

-0.02%

まだ赤字ですね。

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモール10万、電子マネー10万、誕生月に20万利用の場合)

通常ポイント 1%20000ポイント
オリコモール利用ボーナスポイント 1%1000ポイント
電子マネー (iD・QUICPay) ボーナスポイント 0.5%5000ポイント
誕生月利用ボーナスポイント 1%
2000ポイント
ポイント合計28,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 7,630 / ¥2,000,000

0.38%

全然ダメですね。

last

年間200万円利用時の還元率比較

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用なし)

1.2%

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用分含む)

1.4%

Platinum Preferred

(特約店利用なし)

-0.15% (赤字)

Platinum Preferred

(特約店1%利用分含む)

0.1

ジャックスカードプラチナ

 

1.1%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモールなどのボーナスポイントなし)

-0.02% (赤字

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモール、電子マネー、誕生月利用分含む)

0.38% 

Platinum Preferred と Orico Card THE PLATINUM (ボーナスポイントなし) の場合には、

年間200万円使っても、赤字になりますね。

 

エポスプラチナとジャックスプラチナがいい勝負ですね。

 

さすが、クレカマニアの私がメインカードにしているだけのことはありますw

 

年間利用額300万円の還元率

エポスプラチナカードの場合 1 (選べるポイントアップショップを全く利用しない場合)

通常ポイント 0.5%15000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
ポイント合計61,000ポイント
年会費
-¥20,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 41,000 / ¥3,000,000

1.37%

年会費の3倍以上のポイントをゲットできています!

やはり、年間利用金額が増えるほど還元率が良くなります。

 

エポスプラチナカードの場合 2 (選べるポイントアップショップ60万円利用した場合)

通常ポイント 0.5%15000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
選べるポイントアップショップ 1%6000ポイント
ポイント合計67,000 ポイント
年会費
-¥20,000
還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 47,000 / ¥3,000,000

1.56%

+ 6000ポイント、還元率が1.56%!

いい感じですね^^

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店利用なし)

通常ポイント 1%30000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント30000ポイント
ポイント合計60,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 27,000 / ¥3,000,000

0.9%

まだ還元率1%未満ですね。

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店1%を60万円利用した場合)

通常ポイント 1%30000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント30000ポイント
特約店 1%6000ポイント
ポイント合計66,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 33,000 / ¥3,000,000

1.1%

1.1%という微妙な還元率になりましたね。

 

 

ジャックスカードプラチナの場合

通常ポイント 1.5%45000ポイント

年間利用額に対するボーナスポイント (還元率 + 0.5%)

(適応は来年度, 来年度も300万利用を想定)

15000ポイント
Jデポ10000円分
ポイント合計70,000ポイント (Jデポ含む)
年会費-¥22,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 48,000 / ¥3,000,000

1.6%

なんと、エポスカードを抜きました!

これは驚き!

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモールなどのボーナスポイントなしの場合)

ボーナスポイント一覧

オリコモール (オンラインショッピングに経由するとボーナスポイントがもらえるサイト) 利用分が +1%、

iD・QUICPay の利用分が +0.5%、

海外での利用に対して +0.5%、

誕生月の利用に対して +1%のボーナスポイントが

それぞれ付与されます。

 

一切ボーナスポイントがもらえないケース

通常ポイント 1%30000ポイント
ポイント合計30,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 9,630 / ¥3,000,000

0.32%

ショボい…

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモール20万、電子マネー20万、誕生月に30万利用の場合)

通常ポイント 1%30000ポイント
オリコモール利用ボーナスポイント 1%1000ポイント
電子マネー (iD・QUICPay) ボーナスポイント 0.5%1000ポイント
誕生月利用ボーナスポイント 1%
3000ポイント
ポイント合計35,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 14,630 / ¥3,000,000

0.49%

全然ダメですね。

 

年間300万円利用時の還元率比較

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用なし)

1.37%

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用分含む)

1.56%

Platinum Preferred

(特約店利用なし)

0.9%

Platinum Preferred

(特約店1%利用分含む)

1.1%

ジャックスカードプラチナ

 

1.6%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモールなどのボーナスポイントなし)

0.32%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモール、電子マネー、誕生月利用分含む)

0.49% 

年間300万円使うと、どのカードも黒字になります。

 

ここでも、エポスプラチナとジャックスプラチナがいい勝負をしています。

 

ただ、ジャックスカードプラチナの年間利用金額に対するボーナスは、

300万円が上限で、

それ以上はボーナスが設定されていません。

 

さて、400万円決済時の還元率はどうなるでしょうか?

見てみましょう。

年間利用額400万円の還元率

エポスプラチナカードの場合 1 (選べるポイントアップショップを全く利用しない場合)

通常ポイント 0.5%20000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
ポイント合計66,000ポイント
年会費
-¥20,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 46,000 / ¥4,000,000

1.15%

エポスプラチナカードの年間利用額に対するボーナスポイントは、

100万、200万、300万ときて、

次は500万、700万… というように、

500万円以上は200万円毎にポイントがもらえます

 

400万円という中途半端な金額の決済だと、

ボーナスポイントが300万円決済分しか付かない分、

還元率が落ちます。

 

エポスプラチナカードの場合 2 (選べるポイントアップショップ80万円利用した場合)

通常ポイント 0.5%20000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
選べるポイントアップショップ 1%8000ポイント
ポイント合計74,000 ポイント
年会費
-¥20,000
還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 54,000 / ¥4,000,000

1.35%

やはり、300万決済時よりも還元率が下がっていますね。

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店利用なし)

通常ポイント 1%40000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
ポイント合計80,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 47,000 / ¥4,000,000

1.18%

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店1%を80万円利用した場合)

通常ポイント 1%40000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
特約店 1%8000ポイント
ポイント合計88,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 55,000 / ¥4,000,000

1.34%

いい感じの還元率になりましたね。

 

ただ、特約店使わないんだよな〜

 

ジャックスカードプラチナの場合

通常ポイント 1.5%60000ポイント

年間利用額に対するボーナスポイント (還元率 + 0.5%)

(適応は来年度, 来年度も400万利用を想定)

20000ポイント
Jデポ10000円分
ポイント合計90,000ポイント (Jデポ含む)
年会費-¥22,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 68,000 / ¥4,000,000

1.7%

エポスカードより高い!!

素晴らしいな!

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモールなどのボーナスポイントなしの場合)

ボーナスポイント一覧

オリコモール (オンラインショッピングに経由するとボーナスポイントがもらえるサイト) 利用分が +1%、

iD・QUICPay の利用分が +0.5%、

海外での利用に対して +0.5%、

誕生月の利用に対して +1%のボーナスポイントが

それぞれ付与されます。

 

一切ボーナスポイントがもらえないケース

通常ポイント 1%40000ポイント
ポイント合計40,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 19,630 / ¥4,000,000

0.49%

ショボい…

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモール40万、電子マネー40万、誕生月に40万利用の場合)

通常ポイント 1%40000ポイント
オリコモール利用ボーナスポイント 1%4000ポイント
電子マネー (iD・QUICPay) ボーナスポイント 0.5%2000ポイント
誕生月利用ボーナスポイント 1%
4000ポイント
ポイント合計48,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 27,630 / ¥4,000,000

0.69%

まだまだですね。

 

年間400万円利用時の還元率比較

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用なし)

1.15%

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用分含む)

1.35%

Platinum Preferred

(特約店利用なし)

1.18%

Platinum Preferred

(特約店1%利用分含む)

1.34%

ジャックスカードプラチナ

 

1.7%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモールなどのボーナスポイントなし)

0.49%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモール、電子マネー、誕生月利用分含む)

0.69% 

年間400万円使うと、エポスプラチナカードよりも、

ジャックスカードプラチナの方が、圧倒的に還元率が高くなります。

 

ボーナスポイントの切れ目の金額なので仕方ないですね。

 

次は、500万円決済時の還元率を比較してみましょう。

 

*エポスカードは、年間利用金額1500万円までは

ボーナスポイントの対象になります。

 

段々と還元率は落ちていきますが、

ボーナスポイント付与対象金額が低いプラチナカードを1枚だけ持つよりは、

年間利用金額が大きいなら、複数枚のプラチナカードを

年間利用金額のボーナスポイントに応じて順番に使い分ける方が、

トータルの還元率は高くなります。

年間利用額500万円の還元率

エポスプラチナカードの場合 1 (選べるポイントアップショップを全く利用しない場合)

通常ポイント 0.5%25000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント50000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
ポイント合計81,000ポイント
年会費
-¥20,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 61,000 / ¥5,000,000

1.22%

500万円というボーナスポイントちょうどの金額ですが、

ここまで金額が大きくなると、

決済金額に対するボーナスポイントの割合が小さくなるので、

どうしても、還元率が落ちてしまいますね。

 

エポスプラチナカードの場合 2 (選べるポイントアップショップ100万円利用した場合)

通常ポイント 0.5%25000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント50000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
選べるポイントアップショップ 1%10000ポイント
ポイント合計91,000 ポイント
年会費
-¥20,000
還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 71,000 / ¥5,000,000

1.42%

還元率が下がっていますが、

選べるポイントアップショップのボーナスポイントは健在です。

 

決済金額が大きくなってきたら、

エポスプラチナカードの利用は

選べるポイントアップショップ専用にしてもいいかもしれませんね。

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店利用なし)

通常ポイント 1%50000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
ポイント合計90,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 57,000 / ¥5,000,000

1.14%

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店1%を100万円利用した場合)

通常ポイント 1%50000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
特約店 1%10000ポイント
ポイント合計100,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 67,000 / ¥5,000,000

1.34%

400万円利用時と還元率が変わっていませんね。

 

もっと特約店を増やしてほしいんだよな〜

 

ジャックスカードプラチナの場合

通常ポイント 1.5%75000ポイント

年間利用額に対するボーナスポイント (還元率 + 0.5%)

(適応は来年度, 来年度も500万利用を想定)

25000ポイント
Jデポ10000円分
ポイント合計110,000ポイント (Jデポ含む)
年会費-¥22,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 88,000 / ¥5,000,000

1.76%

エポスカードより遥かに高い!!

 

これはもう作るしかない!

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモールなどのボーナスポイントなしの場合)

ボーナスポイント一覧

オリコモール (オンラインショッピングに経由するとボーナスポイントがもらえるサイト) 利用分が +1%、

iD・QUICPay の利用分が +0.5%、

海外での利用に対して +0.5%、

誕生月の利用に対して +1%のボーナスポイントが

それぞれ付与されます。

 

一切ボーナスポイントがもらえないケース

通常ポイント 1%50000ポイント
ポイント合計50,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 29,630 / ¥5,000,000

0.59%

ちょっと上がったけど、やっぱりショボい…

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモール50万、電子マネー50万、誕生月に100万利用の場合)

通常ポイント 1%50000ポイント
オリコモール利用ボーナスポイント 1%5000ポイント
電子マネー (iD・QUICPay) ボーナスポイント 0.5%2500ポイント
誕生月利用ボーナスポイント 1%
10000ポイント
ポイント合計75,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 54,630 / ¥5,000,000

1.09%

誕生月に使いまくるなら、悪くはないかな。

 

でもこれくらいの誤差なら、

年会費無料で還元率1%のカードを使った方がお得感が大きいな。

 

年間500万円利用時の還元率比較

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用なし)

1.22%

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用分含む)

1.42%

Platinum Preferred

(特約店利用なし)

1.14%

Platinum Preferred

(特約店1%利用分含む)

1.34%

ジャックスカードプラチナ

 

1.76%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモールなどのボーナスポイントなし)

0.59%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモール、電子マネー、誕生月利用分含む)

1.09% 

年間500万円使うと、400万円の場合と比べて、

エポスプラチナカードもジャックスカードプラチナも、

圧倒的に還元率が上がります。

 

年間500万決済で、1.7%ほどの還元率を維持できるなら、

ジャックスカードプラチナに申し込むしかない、

という結論になりますね。

 

続いて、700万円決済時の還元率を比較してみましょう。

 

年間利用額700万円の還元率

エポスプラチナカードの場合 1 (選べるポイントアップショップを全く利用しない場合)

通常ポイント 0.5%35000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント70000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
ポイント合計111,000ポイント
年会費
-¥20,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 91,000 / ¥7,000,000

1.3%

500万円決済時よりも還元率が上ってる!?

 

エポスプラチナカードの場合 2 (選べるポイントアップショップ200万円利用した場合)

通常ポイント 0.5%35000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント70000ポイント
エポスファミリーゴールドのボーナスポイント6000ポイント
選べるポイントアップショップ 1%20000ポイント
ポイント合計131,000 ポイント
年会費
-¥20,000
還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 111,000 / ¥5,000,000

2.22%

還元率が上げるコツは、

流行り選べるポイントアップショップですね。

 

現状ではボーナスポイントに上限がないので、

究極的には、年間決済額の全てを選べるポイントアップショップで使えば、

還元率はとんでもないことになりそうです。

 

 

Platinum Preferred の場合 (特約店利用なし)

通常ポイント 1%70000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
ポイント合計110,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 –  税込年会費 / 決済金額)

= 77,000 / ¥7,000,000

1.11%

500万円決済時よりも、

還元率が下がりましたね。

 

Platinum Preferred の場合 (特約店1%を200万円利用した場合)

通常ポイント 1%70000ポイント
年間利用額に対するボーナスポイント40000ポイント
特約店 1%20000ポイント
ポイント合計130,000ポイント
年会費-¥33,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 97,000 / ¥7,000,000

1.385%

特約店を増やしてくれ〜

 

ジャックスカードプラチナの場合

通常ポイント 1.5%105,000ポイント

年間利用額に対するボーナスポイント (還元率 + 0.5%)

(適応は来年度, 来年度も700万利用を想定)

35000ポイント
Jデポ10000円分
ポイント合計150,000ポイント (Jデポ含む)
年会費-¥22,000

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 128,000 / ¥7,000,000

1.828%

まだ還元率が上がるなんて!!

 

底知れぬ還元率を感じる!w

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモールなどのボーナスポイントなしの場合)

ボーナスポイント一覧

オリコモール (オンラインショッピングに経由するとボーナスポイントがもらえるサイト) 利用分が +1%、

iD・QUICPay の利用分が +0.5%、

海外での利用に対して +0.5%、

誕生月の利用に対して +1%のボーナスポイントが

それぞれ付与されます。

 

一切ボーナスポイントがもらえないケース

通常ポイント 1%70000ポイント
ポイント合計70,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 49,630 / ¥7,000,000

0.709%

こっちも還元率が上ってる…

 

年会費の割合が小さくなるからかな?

 

それでも1%には届かない…

 

 

Orico Card THE PLATINUM の場合 (オリコモール100万、電子マネー100万、誕生月に200万利用の場合)

通常ポイント 1%70000ポイント
オリコモール利用ボーナスポイント 1%10000ポイント
電子マネー (iD・QUICPay) ボーナスポイント 0.5%5000ポイント
誕生月利用ボーナスポイント 1%
20000ポイント
ポイント合計105,000ポイント
年会費-¥20,370

還元率 (獲得ポイント数 – 年会費 / 決済金額)

= 84,630 / ¥7,000,000

1.209%

誕生月に使いまくる用だな。

 

 

年間700万円利用時の還元率比較

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用なし)

1.3%

エポスプラチナカード

(選べるポイントアップショップ利用分含む)

2.22%

Platinum Preferred

(特約店利用なし)

1.11%

Platinum Preferred

(特約店1%利用分含む)

1.39%

ジャックスカードプラチナ

 

1.82%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモールなどのボーナスポイントなし)

0.71%

Orico Card THE PLATINUM

(オリコモール、電子マネー、誕生月利用ボーナス含む)

1.21% 

 

ここまで年間の決済金額が多いなら、

選べるポイントアップショップではエポスプラチナカードを使い、

その他の店舗ではジャックスプラチナを使う、

というように使い分けると、

最大限に還元率を高めることができるでしょう。

 

 

まとめと結論

この記事では、ポイント還元率の高いプラチナカード4枚の

年間利用金額に対するボーナスポイント、通常ポイント、年会費を加味した、

総合的な還元率を徹底的に比較しました。

 

中でも、エポスプラチナカードとジャックスカードプラチナは

決済金額が300万円以上になると、

他のプラチナカードとは比べものにならないほど

高い還元率を発揮することがわかりました。

 

私はすでにエポスプラチナカードを

メインカードとして使っているので、

ジャックスカードプラチナに申し込もうと思います。

 

まだエポスカードをお持ちでないなら、

まずはノーマルカードを発行し、

年会費永年無料のゴールドカードへの招待を受け、

ゴールドカードからプラチナカードへの招待を受け取る、

というルートがおすすめです。

 

年会費を徹底的に節約できます。

 

エポスプラチナカードやエポスゴールドカードは、

新規申し込みもできますが、

初年度年会費がかかってしまう点と、

新規だと審査が厳し目であるという点から、

あまりオススメしません。

 

なお、下の紹介番号を入力することで、

入会キャンペーンに加えて、

特別ボーナスとして500ポイントゲットできます。

 

ご紹介番号: 21041597497

 

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クレジットカードの基礎

60枚以上のクレジットカードを安全に管理し、支出を完全に把握する方法

2021年3月に、記念すべき累計100枚目のクレジットカードを発行しました。

  

三井住友カード Platinum Preferred です。

 

これまでに合計で100枚以上のカードを作ってきましたが、

まだまだ作りたいカードが山ほどあり、

多重申し込みによる審査落ちのリスクと、

「次のカードが欲しい」という願望が常に頭の中で戦っていますw

 

クレカマニアがカードに申し込む時には、

多重申し込みを多めにみて欲しいなぁ、

という tweet をしたところ、

大量のカードをどうやって管理しているのか知りたい、

というコメントがありました。

 

 

この記事では、

累計100枚以上のカードを発行してきて、

現時点で60枚以上のクレジットカードを保有している私が、

どのようにこれらのカードを安全に管理し、

支出を完全に把握して、

支払い遅延が起こらないようにしているのか、

その方法を紹介します。

 

複数枚のクレジットカードを持っていて管理に困っている、

カードの枚数は少ないけど、請求額を確認するのが面倒に感じている、

クレジットカードの枚数を増やしたいけど、管理できなくなりそうで不安、

などの悩みを抱えているなら、

この記事で紹介したクレカ管理術をぜひ実践してみてください。

買い物用の財布の中身は?

私は買い物に出かける際、

必要最低限のカードしか持ち歩きません。

 

クレジットカードはほとんど持ち歩かず、

プリペイドカードを常に財布に入れています。

 

プリペイドカードを使うことで、

ポイント還元率を0.5%程度上げることができます。

クレジットカードの還元率を0.5%上げる裏技

 

現在、買い物用の財布に入っているカードは以下の17枚です。

・エポスプラチナカード (マルイでの買い物用)

・Yahoo! Japan カード (Tポイントカード)

・nanaco カード3枚 (税金支払、コンビニでQUOカード購入用)

・ウォルマートセゾンカード (西友での買い物用) 

・セブンカードプラスゴールド (イトーヨーカドーでの8の日の買い物用)

・ANA VISA SFC ゴールド (ANAカード特約店での買い物用)

・d カードゴールド (dポイントカード)

・イオンカードミニオンズ (イオン・ダイエーでの買い物用)

・イオンオーナーズカード (イオン・ダイエーでの買い物、各種優待用)

・イオンゴールドカードセレクト (WAONカード)

・au Pay プリペイドカード (割引がない店舗での買い物用)

・ANA JCB プリペイドカード (au Pay 残高不足時用)

・ANA VISA プリペイドカード (au Pay、ANA JCB プリペイドカード残高不足時用)

・銀行キャッシュカード2枚

 

持ち歩くカードは定期的に見直しています。

 

キャッシュカードは滅多に使わないですw

iPhone アプリで振り込みも残高確認もできるので。

 

買い物用の財布はこれを使っています。

 

私はピンク色が好きなのでピンクです。

最大で72枚のカードを収納できます。

 

持ち歩かないカードの保管方法

普段持ち歩かない大多数のカード達は、

自宅にてこのようなカードケースに入れて保管しています。

 

ダイソーに似たようなファイルと名刺入れがあったので、

ファイルに綴じ込んでいます。

 

ポケットが縦向きのものと横向きのものがあり、

縦向きの方がカードが飛び出す心配がないです。

 

私が使っている横向きのカードケースだと、

金属製のラグジュアリーカードが何度も飛び出してきてしまいましたw

 

泥棒が入ったらカード会社への届出がかなり大変でしょうが、

セキュリティーの高い住居の中の

見つかりにくい場所に保管しているので、

盗まれる可能性は低いと思います。

 

さらに、解約したカードも同じようなファイルに保管しており、

契約中のカードが入ったファイルよりも手前に解約したカードファイルを置いています。

 

解約したカードはもう使えないので、

万が一盗まれても被害はありません。

 

解約後のカードや有効期限が切れたカードは、

海外旅行時のダミー財布に入れる、

という使い方もあるようです。

60枚以上のカードの請求額を把握し、支払遅延を防ぐ方法

カード枚数は60枚以上ですが、

契約しているカード会社は24社です。

 

私は全てのカードの締め日と支払日のサイクルを記憶しているので、

大体何日ごろにどのカード会社の明細が確定するのかが分かります。

 

クレジットカードの締め日・支払日とは?

 

例えば、月末締めの翌月27日払いのカードなら、

大体毎月12日ごろに明細が確定しますし、

 

15日締めの翌月10日払いのカードなら、

毎月26日ごろに請求額が確定します。

 

・・・しかし、

24社の会員サイトにいちいちログインして、

明細を確認するのは時間の無駄です。

 

家計簿アプリを使うことで、

それぞれのカードの請求額が一覧でわかるようになります。

 

私が使っている家計簿アプリは、

CRECOMoneytree (無料版) です。

 

CRECO は、クレジットカードを無制限(?)に登録することができ、

登録した全てのカードの明細を一気に確認できます。

 

さらに、クレジットカードを1枚登録するごとに、

30 CRECOポイントがもらえて、

このポイントは Pex というサイトを経由して現金化することができます

 

カードの請求額を確認しながら、

ポイントを貯めることができるという、

とてもおいしいアプリです

 

Moneytree は、最大50の金融機関を登録でき、

クレカだけでなく、銀行残高、証券口座の残高、電子マネー残高、ポイント残高までも

1つのアプリで表示できます

 

私の場合、24社のクレジットカード、

貯蓄口座、支払用口座、証券口座、nanaco残高、各種ポイント残高を登録しています。

 

私は、毎週1回、自分が決めた日に iPhone のカレンダーに通知を設定して、

CRECO と Moneytree をチェックすることを習慣にしています

 

こうすることで、

事前に各カードの請求額を確認し、

銀行残高も同時に確認して、

残高不足を防ぐことができます

 

各種ポイント残高も確認できるのが Moneytree 最大のメリットだと思っています。

 

ANAマイル、JALマイル、dポイント、Tポイント、楽天ポイント、エポスポイント、Amazonポイント、などなど、

ポイント残高と履歴を定期的に確認することで、

ポイントが失効してしまう前に使うことができます。

まとめ:これが、60枚以上のクレジットカードを安全に保管し、請求額を完全に把握して、支払遅延を起こさないためのカード管理術である!

この記事では、

60枚以上のクレジットカードを現在保有しており、

累計100枚以上のカードを発行してきた私が、

 

どのようにクレジットカードを安全に保管して、

全てのカードの支払い金額を確実に把握し、

 

支払いに遅延が発生しないようにしているのか、

ということを解説しました。

 

実際に使っている財布や家計簿アプリも紹介しました。

 

複数枚のクレジットカードを持っていて管理に困っている、

カードの枚数は少ないけど、請求額を確認するのが面倒に感じている、

クレジットカードの枚数を増やしたいけど、管理できなくなりそうで不安、

などの悩みを抱えているなら、

この記事で紹介したクレカ管理術をぜひ実践してみてください。

 

最初の登録作業さえ終えれば、

あとは週に1回確認するだけで、

請求額、銀行口座の残高、ポイント明細などを確認でき、

「支払いに間に合わなかった…」という状況を避けられます。

 

実際、この記事で紹介している方法を実践し始めてから、

私は一度も支払いに遅れたことがありません。

 

 

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クレジットカードの基礎

還元率3%超え!?セゾンパール アメックスのメリット・デメリットを紹介

ポイント還元率3%以上のクレジットカードがある」、

と聞いて、あなたは信じられますか?

 

多くのクレジットカードのポイント還元率は、

0.5%、高くても1%程度です。

 

1万円使うと、50~100円相当のポイントがもらえます。

 

還元率が3%以上ということは、

1万円使うと、300円以上のポイントがゲットできる、

ということです!

 

この記事では、

信じられないかもしれませんが、

還元率3%以上のクレジットカードを紹介します。

 

セゾンパール アメックス (正式名称: セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード)

というクレジットカードです。

セゾンパールAMEX 基本情報

年会費:初年度無料、年1回以上利用で翌年度も無料

ポイント還元率: 3%以上 (QUICPay 利用時3%、セゾンクラッセ★6の特典で0.5%上乗せ)

(QUICPay 利用以外のクレジットカード決済の還元率は0.5%)

国際ブランド:アメックス (アメリカン・エキスプレス)

 

年会費は実質永年無料、

QUICPay 専用カードとして使えば、

ポイント還元率は3%

セゾンクラッセの★6に到達すれば、0.5%上乗せされて

合計還元率は3.5%になります!

 

貯まるポイントは、

永久不滅ポイントで、

有効期限はありません

 

普段の少額の買い物でコツコツとポイントを貯めて、

数年かけて貯まったポイントを、

欲しいものに交換できます。

 

貯まったポイントは、

Amazon ギフト券やdポイントなど、

いろいろなものに交換できます。

ポイント還元率最大3.5%はトップクラス!

2021年現在、

ポイント還元率が3.5%になるクレジットカードは、

セゾンパールアメックス以外には存在しません!

 

QUICPayが使えるスーパーなどで

日常的に買い物をする場合、

常に3%~3.5%の還元率でポイントをゲットできます。

 

少し遠くても、

QUICPayに対応している店舗で買い物をした方が

お得になるくらいです。

貴重な、年会費実質無料のアメックスカード

セゾンパールアメックスは、

その名の通り、

AMEX (アメリカン・エキスプレス) の国際ブランドがついています。

 

年会費が高いことで有名なアメックスのカードを、

年会費実質永年無料で持てるというのは、

かなりレアです。

アメックスブランド限定のキャンペーンに参加できる

セゾンカードが発行するアメックスブランドのカードは、

アメックスが主催するキャンペーン (アメックスオファー) に参加することができます。

 

アメックスのキャンペーンは、

利用金額の〇〇%がキャッシュバックされる、

という形式が多く、

対象店舗での買い物をいつもよりもお得にできます。

 

過去のキャンペーンでは、

10%~20%キャッシュバックという内容が多いです。

 

また、セゾンカードでは、

セゾン・アメックス・キャッシュバックというキャンペーンを実施しています。

 

実施期間と対象店舗は、

こちらのページから確認できます。

https://www.saisoncard.co.jp/csmembers/amexoffers/cashback/

 

Amazon、Uber Eats、くら寿司、メルカリなど、

有名な店舗も対象になっています。

 

これらのキャンペーンには、

セゾンカードの中でも、

アメックスブランドのカードでしか参加できません。

 

JCB、MasterCard、VISA では参加できません。

 

今後も、お得なキャンペーンが行われる可能性が高いので、

今のうちに、セゾンパールアメックスに申し込んでおくことをオススメします。

 

アメックスのキャンペーンは先着順なので、

キャンペーン情報が発表されて、

受付が開始されてからカードに申し込むと、

カードが届く頃には、

キャンペーン受付が締め切られている場合があります。

期間限定の入会キャンペーンも実施中!

2021/6/30まで限定で、

最大5ヶ月間、カードショッピング額が10% off

になるキャンペーンを実施中していました。

 

最新のキャンペーン詳細は、

公式ページからチェックしてください。

 

さらに、新規入会特典として、

最大8000円相当のポイントをゲットできるキャンペーンも実施中です!

詳細はこちら

 

なお、セゾンパールアメックスは、

ナンバーレスのデジタルカードと、

カード番号が印字された、プラスチックカードの2種類があります。

 

どちらのカードを発行した場合でも

QUICPay で3%~3.5% 還元になります!

 

QUICPay でしか使わないなら

カードを持ち歩くことはないと思うので、

どちらを発行してもいいと思います。

 

デジタルカードのメリットは

カード券面にカード情報がないことと、

審査通過直後から使えるようになることです。

 

最短5分でカード発行ができて、

すぐにスマホの QUICPay に登録して使うことができます。

 

普段から QUICPay が使える店を利用している場合は

今日の買い物から、還元率を3%~3.5%に爆上げしませんか?

 

 

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クレジットカードの基礎

先着100名限定!現金200円プレゼントキャンペーン!

お得なキャンペーン情報が入ってきました!

先着100名限定で、現金200円がもらえます!

 

「たった200円?」

と思われるかもしれませんが、

されど200円です。

 

200円分のポイントをクレジットカードを使って得ようと思うと、

還元率0.5%の一般的なカードでは 4万円

還元率1%のカードでは 2万円

還元率1.2%のカードでは 16,700円

の買い物が必要になります。

 

4万円も買い物をしないと手に入らないポイントを、

ほんの3分ほどの簡単な作業で入手できるので、

実はなかなかお得です^^

先着100名様に200円プレゼント キャンペーン内容

今回の先着100名限定の200円プレゼントキャンペーンでは、

J-Coin Pay というバーコード決済アプリの紹介キャンペーンを利用します。

 

J-Coin Pay は、PayPay などと同じように、加盟店での支払いや、

個人間で送金する際 (割り勘など) に使うことができます。

https://j-coin.jp/

 

 

登録者が100名に到達した場合、今回のキャンペーンは終了となります。

下記の手順に従って、今すぐ手続きを進めることをお勧めします。

キャンペーンを利用して200円をタダで手に入れるには?

以下の手順に従って、J-Coin Pay への登録と紹介コードの入力が完了すれば、

すぐに J-Coin Pay に200円が入金されます。

入金された 200円は、登録した銀行口座に手数料無料で出金が可能です。

手順1. J-Coin Pay アプリをダウンロード

こちらのキャンペーンページから、J-Coin Pay アプリをダウンロードします。

https://j-coin.jp/cp/friend2020/index.html

手順2. J-Coin Pay に会員登録

ダウンロードした J-Coin Pay アプリを開き、会員登録を行います。

キャンペーンページ内に、操作方法を示した動画が載っているので、

操作に迷ったら、この動画を見てみましょう。

https://j-coin.jp/cp/friend2020/index.html

手順3. 銀行口座を登録する (200円を引き出したい銀行口座がオススメ)

会員登録が完了したら、J-Coin Pay に銀行口座を登録します。

ここで登録した銀行口座に、200円プレゼントを出金することができます。

J-Coin Pay に対応している銀行の中から、プレゼントされる 200円を引き出したい出金先口座を登録することをオススメします。

なお、対応している銀行はこちらから確認できます。

https://j-coin.jp/user/bank/

 

みずほ銀行やSBJ銀行などのインターネットで口座開設が可能な銀行を除けば、

地方銀行しかないので、注意が必要です。

 

対応している銀行の口座を持っていない場合は、新規で口座開設しておくと便利です。

特に、みずほ銀行は、数年前に J-Coin Pay と同様の紹介キャンペーンを実施した pring アプリを利用する際にも必要でした。

(今では対応する銀行が増えて、使いやすくなりました。)

 

みずほ銀行は、スマホやインターネットから口座開設が可能です。

詳しくはこちら

https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/account/index.html

手順4. 招待コードを入力する

銀行口座の登録まで終われば、あとは当ブログの招待コードを入力するだけです。

招待コードを入力しないと、200円をもらえないので、最後まで気を抜かずに頑張りましょう^^

 

当ブログの招待コードはこちらです。

oiKUsI

(オー, アイ, ケー, ユー, エス, アイ)

↑ 最後の文字は小文字の「エル」ではなく、大文字の「アイ」なので注意!

 

招待コードを入力した後 J-Coin Pay のホーム画面に戻ると、

右上の「送ってもらう」のアイコンのところに「①」のような表示が出て、

「送ってもらう」ボタンをタップすると、200円の受取ボタンが出るので、それをタップしましょう。

 

以上で無事に、タダで現金200円をゲットできました

おめでとうございます!

 

(今回の記事は、当ブログの LINE 登録者限定で先行案内を行っていました。

今後も、お得なキャンペーンがあれば LINE登録者限定で先行案内をするかも知れないので、当ブログのLINEに登録しておくことをオススメします。

(LINE登録案内はこの記事の下部にあります。)

おまけ 1: J-Coin Pay アプリを使って現金を使わずに割り勘をしよう

J-Coin Pay は、「個人間送金アプリ」なので、J-Coin Pay を使っている人同士なら、簡単にお金を送ることができます。

この機能を活用すれば、一緒に食事をした時などの割り勘を、

現金を使わずにすることができます。

 

割り勘で現金を使うのって、面倒ですよね?

公平さを重視して、1円単位で請求されたりすると、

「そんなピッタリ小銭は持ってない!」

ということになると思いますw

 

それに、最近では新型コロナウィルスの影響もあり、

「現金に触りたくない」と感じている人も多いでしょう。

(新型コロナウィルスとキャッシュレス決済に関する記事を、以前書きました。

この記事を読むと、現金にウィルスが付着するのかどうか、

現金経由での感染はあり得るのか、などの疑問の答えがわかります。)

コロナウイルス感染予防としてキャッシュレス決済が役に立つ!?

 

そんな時に、J-Coin Pay や pring などの割り勘アプリを使うと、

1円単位で割り勘が可能になります。

財布の中の小銭を数える必要もなく、ウィルスを広める心配もなく、

割り勘をすることができます。

おまけ 2: J-Coin Pay アプリを使えば、ATM手数料無料で資金移動が可能に!

現金を引き出したり、給料を別の銀行口座に移動していませんか?

ある銀行口座から別の銀行口座にお金を移動するために、

ATMの長い列に並んで、時間を無駄にしていませんか?

 

J-Coin Pay アプリや他の「個人間送金アプリ」を使うことで、

手数料無料で、しかも最短当日中に、銀行間の資金移動ができます。

 

方法は簡単です。

[銀行口座 A から銀行口座 B に移動する方法]

  1. J-Coin Pay や pring などのアプリを使って、銀行口座 A からアプリに「チャージ」(入金) します。手数料は無料です。
  2. チャージしたお金を、銀行口座 B に「出金」します。こちらも手数料無料です。
  3. 最短当日中に、銀行口座 B に出金が完了します。

 

このように、J-Coin Pay などのアプリを使うことで、

ATM に並ばずに、銀行口座間での資金移動がアプリ1つでできます

 

ただし、注意すべき点もいくつかあります。

[注意点]

・J-Coin や pring など、使うアプリが対応している銀行口座同士でないと資金移動ができない。

・1日の出金金額の上限がある場合がある (pring の場合は1日10万円まで)。

・利用したい銀行のネットバンキングに登録する必要がある。(ネットバンキングは便利なので、J-Coin アプリなどを使わない場合でも登録推奨)

・銀行営業日にしか出金ができない。(休業日に出金手続きをすると、翌営業日に出金されるので、連休中などは不便。)

 

10万円を超える金額を移動したい場合は、FX 口座などを経由すると便利です。

 

FX 口座に入金 (手数料無料)

→ 登録した銀行口座へ出金 (手数料無料の場合がほとんど)

→ 最短当日中に出金が完了

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クレジットカードの基礎

コロナウイルス感染予防としてキャッシュレス決済が役に立つ!?

中国から感染が拡大している新型コロナウイルスが急速に日本にも広まっている。コロナウイルスは、ウイルスが人間の体内に入ることで発症する。厄介なのは、ウイルスが人から人へ、時には物を媒介として、広まっていく、ということだ。

この記事では、新型コロナウイルスの感染やその他の病気の予防として、キャッシュレス決済が最強である理由を紹介する。現金で買い物を行うことが、ウイルスが広まる原因となる可能性があることを理解して、キャッシュレス決済を積極的に利用する人が増えれば、ウイルスの拡散を防ぐ手助けになるのではないかと思う。

現金にはウイルスが潜んでいるかも

アメリカと香港で行われた研究によると、紙の紙幣や金属の硬貨には病原菌が生息していることが分かった。2017年にアメリカで行われた研究では、ニューヨーク市内で流通していた紙幣を調べた。その結果、流通していた紙幣には100種類以上の細菌が付着していることが明らかになった。

同じく、香港で行われた研究では、流通していた香港ドル紙幣に最近や微生物を培養する実験を行い、細菌が紙幣に付着したまま生存することができることが証明された。しかも、この研究のために回収した紙幣に付いていた細菌の内、約36%は人体に感染する恐れのある病原菌であることが分かった。

細菌が生息しているのは紙幣だけではない。アメリカで行われた研究では、食中毒の原因となるサルモネラ菌や大腸菌の病原株などが硬貨に生息していることが分かった。ATM機械に生息している可能性もあるという。

海外だけではなく、日本国内で2013年に行われた研究でも、同様の結果が報告されている。この研究によると、1枚の紙幣に最大で440もの汚染細菌が付着していることが分かった。

情報源:https://www.atpress.ne.jp/news/36512

現金での買い物により、菌が人から人へ移動する

ウイルスが紙幣や硬貨に付着して生存出来るということは、現金で買い物をすることで、菌が人から人へ広まる可能性があるということだ。

新型コロナウイルスが付着した現金が客から店へ渡り、その現金を扱ったレジの店員の手にウイルスが移動する。その店員が別の客にお釣りとして現金を手渡すと、店員の手に付着していたウイルスがお釣りの現金にも付着して、お釣りを受け取った客の手に移る。ウイルスが付着した手で食品を袋詰めすると、食品にもウイルスが付着し、調理時に消毒できていなければ、その食品を使った料理を食べた人も感染する恐れがある。

菌の広がりを防ぐには?

現金を媒介としてウイルスが広まることを防ぐには、通販サイトでのキャッシュレス決済が最強である。例えば、ネットスーパーや通販サイトを利用することで、現金を使わずに買い物をすることが出来る (コンビニ払いを選択すると現金払いと同じリスクを負うことになるので注意)。もし配達員からの感染が不安なら、宅配ボックスなどへの宅配を依頼することもできる。

ネットスーパーなどで食料品や日用品を買う場合、店頭よりも割高な場合が多いので、躊躇する人も多い。しかし、現金払いのリスクや人混みでの不特定多数との接触を避けられることを考えると、割りに合うと私は思う。

実店舗で買い物をするなら

もし、どうしてもネットスーパーを使いたくない場合や、ネットスーパーでは扱っていない商品を買う必要がある場合は、店頭で買い物をせざるを得ない。そんな時には、キャッシュレス決済を使おう。

PayPay や d払いなどのバーコード決済や、タッチ決済 (コンタクトレス決済) を利用することで、店員との物のやり取りを最小限にすることが出来る。バーコード決済の場合は、スマホ画面のバーコードを店員がスキャナーで読み込むだけで決済が終わる。アプリを起動する手間が掛かるのが難点だ。

タッチ決済 (コンタクトレス決済) とは、iD、QUICPay、ApplePay、VISA PayWave、MasterCard Contactless などのことを指す。iD や QUICPay (ApplePay) は使ったことがある人も多いと思う。読み取り機にApple Pay を設定したiPhone か Apple Watch やスマホなどをかざすだけで決済が完了するサービスのことだ。クレジットカードと違って、店員にカードやスマホを渡す必要がないので、万が一店員の手にウイルスが付着していたとしても、そのウイルスが客側に広まる可能性は低くなる。

最近では、クレジットカードにタッチ決済機能が搭載されているものもある。例えば、2020年2月にカードデザインを一新した三井住友カードには、VISA ブランドであればタッチ決済が搭載されている。店員にカードを渡さなくても、端末にカードをかざすだけで支払いが完了するので、とても便利だ。

なお、タッチ決済は海外でも利用できる。

キャッシュレス決済の更なるメリット

今回紹介したウイルス感染の予防以外にも、キャッシュレス決済には数え切れないほどのメリットがあります。例えば、決済速度を1年間で3時間短縮できたりポイントやキャッシュバックをゲットできます。

キャッシュレス決済は現金払いの6分の1で支払いが完了!?決済速度の実証実験結果考察

現金払いは損で、クレジットカード払いは得なのか?

 

まとめ:家にこもってネット通販でカード払いをしてウィルス感染を予防しよう

この記事では、現金にはウイルスが生息しているという事実、現金媒介として病原菌が人から人へ拡散する可能性と、その解決策としてネット通販やキャッシュレス決済を利用することを提示しました。

支払い方法を変えるだけで、ウイルスを他人から受け取ってしまうリスクを減らすことができます。1人でもキャッシュレス決済を利用する人が増えて、それによりウイルスの拡散を食い止めることができれば良いなと思います。

*現金に菌が生息しているという事実には科学的根拠がありますが、キャッシュレス決済により菌の感染を予防できるというのは私の個人的推測です。現時点では科学的根拠はありません。

現金に付着している菌に関する参考記事はこちら (外部リンクであり、当ブログとは一切関係ありません):

https://www.atpress.ne.jp/news/36512

ATMから出てくるのはお金だけではない:現金に付着しているのは汚れと麻薬

https://news.yahoo.co.jp/byline/syunsukeyamasaki/20171017-00077007/

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クレジットカード関連情報

キャッシュレス還元事業によりキャッシュレス決済利用可能店舗は増えたのか?中間調査結果を考察

キャッシュレス ロゴ
キャッシュレス・ポイント還元事業

 2019年10月1日より、消費税の増税に合わせて、消費とキャッシュレス決済の普及を促進する目的で、「キャッシュレス・ポイント還元事業」(以下キャッシュレス還元事業) が開始された。対象の店舗 (ネット含む) で買い物をし、支払いにキャッシュレス決済を利用すると、最大で5%キャッシュバックまたはポイントバックを得られるという、とてつもなくお得な政策だ。

しかし、この政策がどの程度キャッシュレス決済を普及させたのか?という疑問に対する明確な答えは出ていなかった

 この政策が開始から、約3ヶ月が経ったところで、一般社団法人キャッシュレス推進協議会が、キャッシュレス還元事業がどのような変化をもたらしたかを調査したアンケート結果を公表した。

 この記事では、2020年1月10日に公表されたこのアンケート結果を考察し、キャッシュレス還元事業により、キャッシュレス決済を利用可能な店舗の数は増えたのか、キャッシュレス決済の利用客は増えたのか。消費者の支払い方法はどのように変化したのか、キャッシュレス決済導入のデメリットは何か、という疑問の答えを探る。

*この記事で使用されている数字や画像は、このアンケート結果から引用したものです。

キャッシュレス決済利用可能店舗は増えたのか?

答えは、Yes

調査対象となった、政令指定都市、東京23区、人口20万人以上都市、人工10万人以上都市、人工10万人未満都市、町村部の全ての地域で、キャッシュレス還元事業前よりも期間中の方が、キャッシュレス決済利用可能店舗の割合は増えています

 

日本全体では、キャッシュレス還元事業開始前には26.7%だったのが、キャッシュレス還元事業期間中には31.2%に増えています。内訳は以下の通りです:

政令指定都市・東京23区:27.8% → 32.8%

人口20万人以上都市:26.3% → 28.3%

人工10万人以上都市:27.9% → 32.6%

人工10万人未満都市:24.9% → 29.6%

町村部:23.3% → 31.1%

 町村部においては、約8%増加していますね。

 しかし、もっと驚くべきことがあります。日本全体で、キャッシュレス決済を利用可能な店舗は、たった31.2%しかないんです!!

信じられません!!

今回のアンケート調査に協力した店舗しか調査結果に含まれていないとはいえ、あまりに小さい数字だと思いませんか?街中を歩いていて3つの店を見つけた時に、キャッシュレス決済を使えるのはその中のたった1店のみです。2020オリンピックで、外国人観光客が大量に押し寄せた時に、キャッシュレス決済に対応している店舗は大きく儲けて、対応していない店舗はあまり儲からなくなる、という未来が容易に想像出来ます。日本政府が、キャッシュレス還元事業を行ってキャッシュレスを促進しようとした理由が分かるような気がします

キャッシュレス決済利用客は増えたのか?

こちらも、答えは Yes

週に1回以上の頻度でキャッシュレス決済を利用していると答えた人の割合は、日本全体では、キャッシュレス還元事業開始前には58.1%で、キャッシュレス還元事業期間中は63.8%と、5.7%増加しました。

一方で、キャッシュレスを利用しないと答えた人の割合は、キャッシュレス還元事業前には16.1%でしたが、期間中には14.6%に1.5%減少しました。まだまだ現金派の人が多いようです。

年齢別に見てみると以下の通りです。

全ての年代において、キャッシュレス還元事業前よりも期間中の方が、キャッシュレス決済を利用すると答えた割合が増えています。

10代だけ、他の年齢層と比べてキャッシュレス決済の利用頻度が著しく低いです。これはおそらく、18歳未満の高校生以下で、年齢制限の理由で未だクレジットカードやデビットカードを作ることが出来なかったり、現金チャージを利用してまで、各種Payを利用するのは面倒だと感じているのではないかと思います。

私自身、色々なPayを利用していますが、最も手軽で利便性が高いのは、やはりクレジットカードやクレジットカードを登録したApplePay (QUICPay や iDなどの後払い式電子マネー) だと感じます。チャージの手間が無く、アプリを立ち上げる手間も無いのは大きいです。JCBが行った各種支払い方法の決済速度の実証実験でも証明された通り、後払い式の電子マネーは決済速度が最も早く、利便性に優れていると言えます。

最も人気の支払い手段はどれか?

「キャッシュレス決済」という言葉には、現金や商品券以外の、ありとあらゆる電子的な支払い手段が含まれています。この中で、週に1回以上利用されている最も人気がある支払い手段は、クレジットカードでした。キャッシュレス還元事業期間中の各種支払い方法の利用者の割合は以下の通りです:

クレジットカード:33.8%

デビットカード:2.8%

交通系電子マネー (電車・バス利用時):13.3%

交通系電子マネー (物販):6.1%

交通系以外のプリペイド型電子マネー:19.1%

バーコード決済:13.2%

 

クレジットカードが最も頻繁に利用されている理由は、利用加盟店の数だと思います。現状では、各種支払い方法が使える店舗数は以下の通りとなっています。

バーコード決済が使える店の数 < 電子マネーが使える << クレジットカードが使える店

私が普段買い物をしている店舗では、クレジットカードは使えるけど電子マネーは使えない店が多数あります。加盟店数の多さから、クレジットカードは未だに最も頻繁に使われているのではないでしょうか

個人的には、電子マネーが使える店も増えて欲しいと思います。最も決済が速く終わるとJCBが証明した後払い式電子マネー (iD や QUICPay など) での支払いは、本当に一瞬で終わります。アプリの立ち上げ不要。iPhone や Apple Watch かスマホを出して、顔認証や指紋認証をしてから端末にかざすだけです。支払いにかかる時間は、なんと現金払いの6分の1 (最短) です!

モバイルSuicaなどのプリペイド式電子マネーは、後払い式電子マネーよりも体感ではより速く決済が終わります。実際、後払い式電子マネーの場合は、紐付いているクレジットカード会社と通信して決済の承認をもらう必要がありますが、プリペイド式電子マネーはその必要がありません。カード会社との通信が不要な分、プリペイドの方が決済速度が早いのかも知れません。

キャッシュレス還元事業によって、支払手段はどう変化したのか?

数多く存在する支払手段の中で、キャッシュレス還元事業の前と期間中で大きく利用者の割合が変化したものがありました。それがバーコード決済です。キャッシュレス還元事業開始前の使用率 (週に1回以上) は8.2%だったのに対して、期間中は13.2%まで上昇しています。5%の上昇です。その他のキャッシュレス決済手段は、キャッシュレス還元事業開始前と期間中で、それほど大きな変化は見られません。

クレジットカード利用率は + 2.2%、デビットカードは + 0.3%、交通系電子マネーの電車・バス利用は + 0.9%、交通系以外のプリペイド式電子マネーは + 1.5%となっています。

PayPay をはじめとするバーコード決済において、20%還元などのキャンペーンを頻発した結果、少なくとも一時的に利用者の割合が増えたのではないかと思います。

私個人としては、バーコード決済は生き残らないと考えています。その理由は、「めんどくさい」からです。基本的にプリペイド式なので、事前にクレジットカードや銀行残高からのチャージが必要になります。また、クレジットカードの利用可能枠と比べると、1回あたりの支払上限額が低く、使い勝手が悪いです。さらに、支払いをするためにアプリを立ち上げて、バーコードを店員に提示するか、店頭のバーコードを読み込み、支払金額をこちらが入力して、支払完了画面を店員に見せる場合もあります。下手すると、現金払いよりも支払いに手間と時間がかかることもあります。決済時間短縮のために、キャッシュレス決済をしているのに、余計に時間がかかっては本末転倒です。ちなみに、私がバーコード決済を利用するのは、大きなキャンペーンがある時と、残高を消化する必要がある時くらいです^^

キャッシュレス決済導入のデメリットはあるのか?

店舗がキャッシュレス決済を導入したことで、それまでにはないある問題に直面しているようです。それは、キャッシュレス決済の入金サイクルの変化による資金繰りです。日本の全地域で、キャッシュレス決済を導入した店舗の22.1%が、キャッシュレス導入に伴い入金サイクルが変化し、資金繰りに困ることがある、あるいは常に困っている、と回答しました。

入金サイクルが早いキャッシュレス決済サービスを導入したり、各種コストの支払いにクレジットカードを利用するなどして、支払時期を調整することで解決できるのではないか、と思います。

結論:キャッシュレス決済は普及している

今回のアンケート結果から分かる通り、キャッシュレス還元事業をきっかけとして、日本でキャッシュレス決済は普及してきている。キャッシュレス決済を使用する消費者は5.7%増加し、キャッシュレス決済を使える店舗は8%増加し、バーコード決済の利用者が5%増えた

とは言え、キャッシュレス決済に対応している店舗の割合はいまだにわずか31.2%、キャッシュレス決済利用客の割合は63.8%にとどまっている。まだまだキャッシュレス決済が浸透しているとは言えないのではないか?本気で日本政府がキャッシュレス決済を普及させたいなら、全ての店舗でキャッシュレス決済の導入を義務化すべきだと思う。実際、キャッシュレスが普及している諸外国では、少なからず政府からの援助や強制力があって、キャッシュレスに対応している店舗が増えてきた。

合わせて、悪質なクレジットカード加盟店への取り締まりを強化する必要があると思う。クレジットカードの支払いに対して手数料を要求したり、時間帯を制限するなど悪質な加盟店が後を絶たない。Twitter などのSNSでよく、「ランチ時間帯はカード使えません、と言われました」などの書き込みを目にすることがある。

日本では、クレジットカードでの支払いに対して手数料を客に要求したり、クレジットカードの利用可能時間帯や下限金額を制限したりする行為は、カード加盟店規約違反にあたる。このような行為を発見した場合は、速やかにカード会社に通報しよう。JCB カードや三井住友カードでは、ホームページ上の問い合わせフォームからの問い合わせが可能だ。カード会社に問い合わせることで、カード会社からの調査が入り、違反行為を行なっている店舗に対して是正指導が行われる。指導に従わない場合や悪質な場合は、加盟店契約を強制解約されることになる。

クレジットカード利用に対する手数料の請求や制限をかけることが、規約違反であるということを認識し、親しい人々と共有することで、悪質な加盟店を減らすことが出来る。1人でも多くの人が、クレジットカードに関する正しい知識を身に付け、正しく使って欲しいと強く願う。

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JCBの20%キャッシュバックキャンペーンの本当の狙いは何?

 2019年8月16日(金)〜 2019年12月15日(日)の期間中、Apple Pay 又は Google Pay にJCBカードを設定して店頭で利用すると、利用金額の最大20% キャッシュバックされるキャンペーンが開催中です (上限還元額10,000円)。キャンペーン詳細ページに記載されている発行会社が発行しているJCBカード (基本的にはMyJCBが利用出来るカード) が対象で、対象カード1枚毎に最大10,000円が還元されます。とんでもなくお得なキャンペーンです! 私はキャンペーン対象のJCBカードを5枚持っていますので、最大で50,000円 (利用金額25万円まで) のキャッシュバックを受けることが出来ます。

(このキャンペーンの詳細はこちら。)

 私が今回のキャンペーンを利用してみて、疑問に思ったことがあります。それは「何故 JCB はこんなにお得なキャンペーンを実施しているんだろう?」ということです。実際に利用してみて、ただ周りのキャンペーンに合わせただけではないように感じました。実際、「キャンペーンが終わった後も、JCB カードを使い続けたい!」と感じています。

 この記事では、JCB がこの超お得なキャンペーンを実施している目的 (私個人の考察) と、私がキャッシュバックキャンペーン終了後でもJCBカードを使い続けようと思う理由を紹介します

JCB の狙いは何か?

 いきなり結論から言います。私の推測では、JCB が今回のキャンペーンを打っている理由は、キャンペーン中にスマホ決済 (QUICPay / Google Pay) の便利さを体験してもらい、その虜にする為だと思います。私は iPhone X を使っているので、Apple Pay の QUICPay を利用して今回のキャンペーンに参加しています。この記事執筆時点では、累計で7.5万円程利用しました。1枚目のカードの上限額に達したので、現在は2枚目のカードを QUICPay にセットしています。数多くの決済をする中で、クレジットカード決済やバーコード決済よりも、QUICPay 支払いの方が遥かに便利だと感じました

QUICPay 決済は早い!

 QUICPay 決済は、クレジットカード決済やバーコード決済よりも早いです。QUICPay 支払いの場合、ポケットから iPhone X を出し、サイドボタンをダブルクリックして Apple Pay を起動させ、顔認証して、読み取り機にかざすだけで支払いが完了します。他の支払い方法と比べて、明らかに早いです。JCB が行なった「決済速度に関する実証実験結果」によると、非接触型決済 (QUICPay) の決済速度は平均で8秒なのに対し、クレジットカード決済の平均は12秒、バーコード決済の場合は17秒かかります。QUICPay は、クレジットカードの約半分、バーコード決済の約3分の1の時間で支払いが完了しています。1回毎の決済では、ほんの数秒の差ですが、積み重なると年間で数時間の差になります。

QUICPay 決済はかなり楽!

 QUICPay 決済は、クレジットカード決済やバーコード決済よりもかなり楽です。クレジットカード払いの場合、財布を開き、カードを抜き、店員に渡し、サインか暗証番号で認証し (この過程はスキップされる場合あり)、レシートとカードを受け取り、カードを財布に戻す、という一連の動作が必要になります。

 しかし、QUICPay 払いの場合は、財布を出す必要がなく、サインや暗証番号も必要ありません (家電量販店などでの高額決済時を除く)。これはかなり楽です。財布の中にカードが大量にある方は、支払いたいカードを探す手間が省けるし、財布をカバンの中にしまっている方は、カバンの中に手を入れて財布を取り出すという動作そのものが不要になります!更には、財布を持っていかなくても、iPhone があれば買い物が出来てしまいます!Apple Pay 登場時から話題に上がっていたように、携帯電話だけで買い物が出来る時代になったんですね〜

QUICPay は安全

 「便利な物は怖い」とか、「キャッシュレス決済はセキュリティが不安」という声が聞こえてきましたので、QUICPay の安全性について解説します。Apple Pay の QUICPay は安全です。Apple Pay の QUICPay を使う場合、最初にクレジットカードを iPhone に登録する必要があります。カードを登録する際に、カード会社による本人認証が行われます。カード会社に届けてある携帯電話番号にSMSで認証番号が届いたり、カード会社に電話して、本人認証する場合もあります。これらの認証手続きが完了しない限り、クレジットカードを Apple Pay で利用することは出来ません。面倒に感じますが、認証のステップを踏んでいるからこそ、むしろ安心してサービスを利用することが出来ます。(Apple Pay の詳しい設定手順はこちら。)

 なお、Google Pay にも同じような認証手続きがあると思いますが、私自身は使ったことがないので分かりません。

そして QUICPay の虜に・・・

 QUICPay 払いに慣れてしまうと、カバンの中から財布を出すことすら面倒に感じたり、カード払いの時にサインや暗証番号を入力することが手間に感じます。この便利さは病み付きになりますw これこそが、JCB の真の狙いなのではないかと思います。つまり、QUICPay の利便性に慣れさせて、キャンペーン終了後もQUICPayを使ってもらう為に、今回のキャンペーンを実施しているのではないかと思います。

オススメのJCBカード

 今回のキャンペーン対象カードの中で私のオススメは、JCB カード W plus Lリクルートカード (JCB)です。ポイント還元率が高く、年会費永年無料で持つことが出来ます。対象カード1枚毎に上限1万円がキャッシュバックされるので、複数枚持っていると上限額を増やすことが出来ます。多重申し込みに注意しながら、還元額を増やしましょう。クレジットカードを複数枚持つことは、お得なキャッシュレス生活を送る上で必須です。

まとめ

 この記事では、JCB がモバイル決済で20%キャッシュバックキャンペーンを実施している狙いとして、消費者に QUICPay を使ってもらい、その利便性に夢中にさせることで、キャンペーン終了後も引き続きQUICPayを使ってもらおうとしているのではないか、という私の推測を紹介しました。

 実際に使ってみたところ、あまりの便利さに、クレジットカード払いには戻れないと感じました。財布を出す必要がない。サインや暗証番号を入力する必要がない。財布すら持ち歩く必要がない。便利なだけではなく、セキュリティーもしっかりしていて、安心して利用出来るのが QUICPay です。

 今回のキャンペーンは2019/12/15までで未だ時間があります。まだ参加していない場合は、今からでもキャンペーン対象カードを作りましょう!キャンペーン詳細、オススメカードはこちらの記事で解説しています。

JCB のApple Pay 20%キャッシュバックキャンペーンとオススメカードを徹底解説!

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キャッシュレス決済は現金払いの6分の1で支払いが完了!?決済速度の実証実験結果考察

 現金払いかキャッシュレス決済か?

この議論は長い間続いており、日本では未だに現金派が多いという現実があります。紛失・盗難時の補償、決済スピード、明細の自動作成による支出の管理、衛生面など、全ての面において、キャッシュレス決済は現金払いに優っています。このことは、以前の記事で詳細に解説しました。

現金払いは損で、クレジットカード払いは得なのか?

キャッシュレス決済は日本に着々と浸透している!JCBの調査結果が証明

 先日、JCB がキャッシュレス決済の決済速度の実証実験を行い、その結果をプレスリリースにて発表しました。その結果、キャッシュレス決済は最短で現金払いの6分の1の時間で決済が完了するという結果が出ました。言い換えると、現金払いの客はキャッシュレス決済客の4倍の時間を決済で浪費しているということです。衝撃的な数字ですね!

 この記事では、この JCB の決済速度に関する実証実験結果の解説と考察をしていきます。

実験概要

実験名:決済速度に関する実証実験
日時:2019/7/22
対象者:20~40代の男女((株)GMOリサーチ、ジャパンクラウドパネルより採用)
手段:(1)現金、(2)クレジットカード(JCB)、(3)非接触型(QUICPay)、(4)QRコード(代表的なQR決済サービスより4種類を使用)
決済手段ごとに25名
 
※原則、「レジ担当者の金額口頭提示」から「商品・レシートのお渡し」までを一会計として計測
※クレジットカードはサインレス、QRコードは代表的なQRコード決済サービスより4種類を使用。

実験結果

 それぞれの決済方法の所要時間は以下の通りでした。

(出典 (以下の画像も全て同じ出典元):決済速度に関する実証実験結果)

 このように、4種類の決済手段の中で現金払いが最も時間がかかり、非接触型決済が最も短時間で決済が完了していることが分かりました。現金払いの最大所要時間は40秒、非接触型決済 (QUICPay) の最短所要時間は6秒なので、最大で6.6倍の差があります。両者の最大所要時間を比べても、非接触型決済は10秒に対して現金は40秒なので、4倍の差があることが分かります。平均所要時間を比べると、非接触型決済は8秒に対して現金は28秒なので、3.5倍の差があります。

キャッシュレス平均 vs. 現金

 次に、キャッシュレス決済の平均所要時間と現金払いの所要時間を比較します。

(出典元:上記画像と同じ)

 キャッシュレス決済は12秒かかるのに対して、現金は28秒かかっているので、その差は2.3倍です。QRコード決済などはアプリを立ち上げる手間があるのでどうしても時間がかかってしまいますね。先程のデータから、QRコード以外のキャッシュレス決済の平均を取り出して、比べてみましょう。

 非接触型決済8秒 + クレジットカード (サインレス)12秒 / 2 = 20 / 2 = 10秒

非接触型決済とクレジットカード払いの平均所要時間は10秒です。これと現金払いの平均値である28秒を比べると、2.8倍の差があります。約3倍ですね。ほんの数秒の差とはいえ、毎日積み重ねるとかなりの時間になります。

現金払い客は年間で約3時間浪費している

 先程のキャッシュレス決済の平均値12秒と現金払いの平均値28秒を元に、JCB が試算をしたところ、日常の買い物を現金払いからキャッシュレス決済に変えることで、年間で約3時間の自由時間が増える、という結果が出ました。逆に言うと、現金払いの客は年間で約3時間無駄にしているということです。JCB が使用した計算式は以下の通りです。

  現金とキャッシュレス決済速度の差(16秒)× 日本人の1日あたりの平均買物回数(1.7回)× 365日 = 9,928秒 → 2.8時間 ≒ 3時間

(本実証実験に伴い全国の20代~60代男女の1日あたりの平均買物回数を調査、1.65回 ≒ 1.7回)

キャッシュレス客が増えるとレジ担当者の労働時間が4時間減少する!

 続いても興味深い試算を JCB が行いました。

前述の現金とキャッシュレスの決済速度の差をもとに、会計(レジ)担当者の労働量について試算したところ、1日の会計(レジ)業務において、消費者の半数がキャッシュレスで支払いをすると、従業員1人あたりの労働時間は約2時間減少。消費者全てがキャッシュレスで支払いをすると、労働時間は約4時間減少することが判明しました。

コンビニの1日の来店数を元に試算した、JCB の計算式は以下の通りです。

  1日のコンビニエンスストア来店数(848人、日本フランチャイズチェーン協会より)× 現金とキャッシュレスの決済速度の差(16秒)= 13,568秒 → 3.8時間  ≒ 4時間

 現金払い vs. キャッシュレス決済について述べた以前の記事内で、現金払いは客本人だけではなく店員や後ろに並んでいる周りの人々の時間も奪っている、と述べました。まさにこの通りですね。今回の試算では店員の時間のロスしか計算に入れていませんが、これにレジ待ちの列に並んでいる人々の時間の損失を加えると、とんでもない結果が出そうですね。テレビなどの王手メディアが何故この話題に触れないのか、私には理解出来ません。自由時間が増えれば、もっとテレビを見てくれるかも知れないのにww テレビの扇動 (洗脳) の力は凄いですからねw

全ての就業者がキャッシュレス決済を行うと、年間で約100万時間浮く

 次に、キャッシュレス決済が日本経済に与える影響についても JCB は試算しました。現金払いによる時間損失と、その時間を労働に充てた場合にどれくらいの価値があるかを述べています。

消費者が現金払いを続けると、日本全体では1日約22億円分、年間で約8000億円分の時間をロスしていることがわかりました。
決済手段を完全にキャッシュレスへ移行することによって、時間が創出され、労働に充てた場合1人あたり年間約12,000円相当の価値となる可能性があります(※11)。

 

 計算式は以下の通りです。

  日本の就業者数(6747万人、労働力調査より)× 現金とキャッシュレスの決済速度の差(16秒)× 日本人の1日あたりの平均買物回数(1.7回)× 2(消費者側、店舗側のロス)= 36.7億秒 → 101.9万時間 ≒ 100万時間


日本人の平均給与(420万円、民間給与実態統計調査より)
時給換算 → 4200000÷245÷8 = 2143円 ≒ 2150円


1日の損失額 → 100万時間×2150円=21.5億≒22億

 

 

※11

以下の計算式に基づいて算出
8000億円÷6747万人=11,902円≒12,000円

 

 キャッシュレス決済に移行することで、1人当たり年間で約12,000円相当の労働に充てられる時間を獲得出来るそうです。イマイチ魅力的に感じませんねw

 

おまけ:全被験者の決済速度計測データ

 今回の実験の参加者達の被験者毎の決済時間計測データです。結構なばらつきがあることが分かります。

(出典:上記画像と同じ)

まとめ

 JCB が行なった、現金、クレジットカード (サインレス)、非接触型決済、QRコード決済の決済速度に関する実証実験結果から、以下のことが分かりました。

  1. 非接触型決済は現金払いと比べて、最大で6.6倍速い。(平均値では4倍速い)
  2. キャッシュレス決済 (クレジットカード、非接触型決済、QRコード決済) の平均値と現金払いの平均値を比べると、キャッシュレス決済の方が2.3倍速い。(QRコード決済を除き、クレジットカードと非接触型決済だけの平均値を現金払いと比べると、2.8倍速い。)
  3. 現金払いとキャッシュレス決済の所要時間の平均値の差は16秒で、年間では約3時間の差となる。つまり、現金払いの客は年間で約3時間浪費し、キャッシュレス決済の客は約3時間の自由時間を得る
  4. キャッシュレス決済の客が増えると、従業員の労働時間は1日で4時間減少する。
  5. 全ての就業者が完全にキャッシュレスに移行すると、年間で約100万時間浮き、この時間を労働に充てると、1人当たり年間で12,000円分の労働時間になる。

 

 現金払いにはメリットは全く無いです。キャッシュレス決済に移行して、年間約3時間の自由時間を増やし、家族や大切な人と過ごすなど有効に使いましょう。現金払い vs. キャッシュレス決済の論争は、こちらの記事で詳しく解説しています。こちらの記事では、クレジットカード決済と電子マネーの比較して、どちらがより便利でお得かを議論しています。

現金払いは損で、クレジットカード払いは得なのか?

クレジットカード vs. 電子マネー どっちが便利でお得?

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クレジットカード選びのコツ:還元率よりも重視すべきこととは?

 あなたがクレジットカードを選ぶ時の基準は何ですか?ポイント還元率?残念ながら、ポイント還元率だけでカードを選んでいると、損します

 この記事では、累計で67枚以上のクレジットカードを発行し、現在も46枚以上のクレジットカードを保有しているクレジットカードマニアの私が、ポイント還元率だけではないクレジットカード選びのコツを教えます。

ポイント還元率だけカードを選ぶと損する理由

 昔の私は、クレジットカードを選ぶ際にポイント還元率にしか注目していませんでした。「同じ金額の決済をするなら、0.1%でも還元率が高いカードの方が得だ!」と信じていました。しかし後に、これは間違った考えだと気付きました。

 ポイント還元率が高いカードとして頻繁にブログやクレカ雑誌で取り上げられている、リクルートカードというクレジットカードがあります。ポイント還元率1.2%で、nanaco やモバイルSuicaなどの電子マネーへのクレジットチャージでもポイント付与対象になるカードです。

 リクルートカードで買い物をすると、1ヶ月の利用金額の合計に対して1.2%のPontaポイントが貯まります。1ヶ月で500円以上利用することで、1.2%の還元率を得ることが出来ます。逆に500円未満の場合は、端数が切り捨てられる為、還元率が1%に落ちてしまいます。多くの場合は、1ヶ月に500円以上の利用をするので、特に問題はないとでしょう。

 この1.2%というポイント還元率は、とても驚異的です。高還元と言われている楽天カードYJカードでも、還元率は1%止まりです。普段の買い物だけでなく、電子マネーへのチャージもポイント対象なので、電子マネーを経由してポイントの2重取りが可能です。電子マネーへのクレジットチャージに対するポイントと、電子マネーを利用する時に得られる決済ポイント (nanaco ポイントなど) の両方を得ることが出来ます。

 しかし、私にとってリクルートカードはあまりお得ではありませんでした。その理由は、リクルートカードを利用することで貯まる Ponta ポイントが使える店舗を利用しないからです。いくら高還元率のカードでポイントを貯めまくっても、貯めたポイントを使うことがないと意味がないのです!結果として、Ponta ポイントが失効する前に、近所のローソンで必要のない買い物をする羽目になりましたw (この時に買ったからあげクンは美味しかったですw)

ポイント還元率よりも大事なものとは?

 リクルートカードをメインカードとして使い、大量に貯まったポイントで無駄な買い物をするという、大失敗をした私は、その後クレジットカード選びの基準を考え直すことにしました。「なるべく還元率が高く、私が実際に使うであろうポイントで還元してくれるクレジットカード」「キャッシュバックの方が良いかな?有効期限が長い方が良いな」など、色々と考えました。

 考えた末に私が導き出した新たな基準は、「還元率が高く、使い道が豊富で有効期限が長いポイントが貯まるカード」になりました。還元されるのはポイントに限らず、現金によるキャッシュバックもありかな、と思い始めました。この新たな基準で選んだカードは以下の通りです。

キャッシュバック還元率1.25% REX Card

 まずは、ポイントではなく現金でキャッシュバックされるというカードを探してみました。還元率で比べると、REX Card というキャッシュバック還元率1.25%のクレジットカードが見つかりました。このカードは、1ヶ月の利用金額2,000円毎に25ポイント貯まり、1,500ポイント貯まると、1,500円分のキャッシュバックとして利用金額から差し引くことが出来ます。例えば、2,000円の利用金額に対して1,500円分のキャッシュバックを適応した場合、支払金額は500円になります。

 ポイントとして還元されるものをキャッシュバックという景品に交換するイメージですね。キャッシュバックであれば、使い道に困ることはありません。REX Card で普通に買い物をするだけで、自動的にキャッシュバック分が引かれます。

1%キャッシュバックのクレジットカード!ポイントの管理が簡単に!

有効期限が実質なし 楽天カード

 有効期限が長めで使い道が豊富なポイントとして、楽天ポイントが思い付きました。楽天ポイントは、最後の利用の1年後が有効期限となる為、最低でも1年に1回以上楽天ポイントを使うかゲットしていれば、有効期限は実質無制限になります。

 楽天ポイントをゲットするには、楽天市場などの楽天ポイント加盟店での買い物が必要です。買いたい物がない場合は、楽天カードの利用がオススメです。1ヶ月の買い物合計金額の100円毎に1ポイント貯まります。還元率は1%です。つまり、1年に1回以上、100円以上の買い物を楽天カードでするだけで、楽天ポイントの有効期限が1年伸ばせます

 楽天ポイントの使い道に関しては、楽天市場の他にも、楽天ポイント加盟店の実店舗や楽天ペイ (ネット決済でも実店舗でも対応) で利用出来ます。あまり知られていないですが、楽天ポイントは楽天カードの支払いに充てることも可能です。実質キャッシュバックと同じ使い方ですね。

 最近では楽天証券で楽天ポイントを使って投資が出来るようになりました。現金で株を買うよりも、楽天ポイントで買う方がリスクが低く感じるので、投資の初心者にオススメですね。

楽天ポイントを大量に貯めるならこのカードで決まり!

まとめ:還元率は全てではない

 この記事では、クレジットカード選びのコツを紹介しました。ポイント還元率が全てではなく、貯まったポイントを使いこなせるかをより重視すべきです。

 ポイント還元率が高いカードとして有名なリクルートカードは、Ponta ポイントを日常的に使っている方にはオススメですが、そうでない方にはオススメしません。私のように、ポイントが貯まるだけで使い道がなく、止むを得ず無駄な買い物をすることになりかねないからです。

 この体験から、私がカードを選ぶ時の基準は、還元率の高さに加えて、使い道が豊富で有効期限が長いポイントが貯まるカードであることです。例えば、キャッシュバック還元率1.25%のREX Card や、ポイント数が変動する限り有効期限が無制限の楽天ポイントを貯めることが出来る楽天カードです。

 これからクレジットカードを発行する時には、ポイント還元率だけではなく、貯まるポイントの有効期限や使い道を事前にきちんと調べておきましょう!

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クレジットカードの手荷物無料宅配サービスを利用してみた感想

 先日、アメリカに旅行に行って来ました。その時に、クレジットカードに付帯しているサービスである、手荷物無料宅配を利用してました。いや〜、楽でしたね^^手放せなくなりそうです!

 この記事では、手荷物無料宅配サービスの紹介、サービスを実際に使ってみて感じたことと、手荷物無料宅配サービスが付帯しているオススメクレジットカードを紹介します。

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手荷物無料宅配サービスとは?

 手荷物無料宅配サービスとは、海外旅行時に、自宅から空港までの片道、空港から自宅までの片道、もしくは往復で、スーツケースなどの荷物を無料で宅配して貰えるサービスです。JAL ABC という会社のサービスを利用しています。

 手荷物無料宅配サービスは、限られたクレジットカードにのみ付帯している特典です。利用するクレジットカードによって、無料で宅配が可能な荷物の個数、往復で利用出来るかどうかが異なります。クレジットカードのランクが上がれば上がるほど、無料で配達出来る個数が増え、往復で利用出来ます。

 自宅から空港まで宅配を依頼する場合は、出発日の最低3日前までに、こちらからの手配が必要になります。なお、クレジットカードによって、いつまでに連絡が必要かは異なります。ラグジュアリーカードの場合は出発の3日以上前、アメックスの場合は1週間以上前、などカードによって期限が設けられています。詳しくは、お使いのクレジットカード会社に確認して下さい。

往復で無料宅配を利用

 今回の旅行では、往復でサービスを利用しました。行きは自宅から空港へ、帰りは空港から自宅まで、160サイズのスーツケースを1つ宅配して貰いました。いや〜、楽でしたね。大きなスーツケースを運びながら、スカイライナーや電車を乗り降りするのは、とても大変です。何よりもエスカレーターやエレベーターを探して、狭いホーム上で大きなスーツケースを持ってウロウロしたり、自宅から最寄り駅までの道のりを、身軽に移動出来たので、かなり助かりました^^

 私が出発する日は、明け方まで雨が降っていて、まだ地面が濡れていました。私が外に出た時には雨はほとんど止んでいました。もし、雨が降っている中で傘を差しながら大きなスーツケースを持って移動していたかも知れない、と思うと、ゾッとします

出発の3日前に予約

 私はラグジュアリーカードの優待を使いました。ラグジュアリーカードの手荷物無料宅配サービスを往路で利用する場合、出発日の3日以上前に電話での予約が必要です。私はちょうど3日前に電話で予約をして、翌日の夕方に集荷を依頼しました。(配達事情によると、自宅から送った荷物は翌日には空港に届くようですが、万が一荷物の到着が遅れると大変なので、余裕を持って出発日の前日には空港に到着するように手配しました。) 電話口のオペレーターさんは、出発時間の3時間前までには、空港のカウンターでスーツケースを用意しておく、と言っていました。

 電話予約は簡単でした。ラグジュアリーカードのホームページに記載されている電話番号へ電話をかけて、優待コードを伝え、集荷先 (自宅) の郵便番号と住所、氏名を伝えて、集荷の希望日時を答えて終了です。ラグジュアリーカードの場合には電話でしか使えませんでした。アメックスの場合はネットからも予約が出来るようなので、ラグジュアリーカードもネットからの予約に対応して欲しいです。

出発の2日前に集荷

 予約した通り、出発日の2日前の夕方に、運送業者が集荷に来ました。荷物の個数、付属品の確認 (スーツケースベルトやタグなど) を行なった後、荷物と引き換えに、伝票を渡されました。出発空港の JAL ABC カウンターにて、この伝票とスーツケースを交換します。この伝票が無いと、空港で荷物を受け取れなくなるので、絶対に失くさないようにしましょう

出発日当日、空港でスーツケースを受け取り

 今回の私の便は、成田空港発のANA便です。スカイライナーで空港へ到着し、4階南ウィングへ向かいます。エスカレーターを降りると、チェックインカウンターが並んでいました。手前からANA、ユナイテッド、その他スターアライアンス航空会社の順で並んでいたと思います。ここで、ある罠が待ち受けていました。

 JAL ABC カウンターは、4階フロアの1番奥にあります。1番手前のANAのチェックインカウンターへ行かなければいけないのに、荷物を受け取る為だけに、1番奥のJAL ABC カウンターへ向かい、1番手前のANAのカウンターまで引き返しました。広い出発ロビーを1往復させられました!近くて遠かったですw

帰国後は空港から自宅へ無料宅配

 飛行機内で映画を観ていると、13~14時間のフライトが意外にちょうどよく感じましたw 予想外にアメリカは近くにあったような感覚を持ちつつ、日本に帰国しました。なお、アメリカ現地 (ワシントンD.C.市内とヴァージニア州) では、アメリカのキャッシュレス決済の実態を調査してきました。調査結果はこちらの記事にまとめています。予想通りのことと、予想外のことが分かりました。

 成田空港では、国際線の到着ロビーは、国内線の出発ロビーと同じフロアになっています。帰りも手荷物無料宅配サービスを利用すべく、JAL ABC カウンターを探しましたが、見当たりませんでした。インフォメーションデスクで確認すると、またしてもフロアの端っこにひっそりとありました。国内線の保安検査場へ向かうエスカレーターの下に、赤い看板が見えます。

 帰国時の手荷物無料宅配も、クレジットカードによっては条件があります。ラグジュアリーカードなどのMastercard World Elite や、VISA / Mastercard ゴールドカードの優待を利用する場合は、海外で該当カードを利用した時のレシートを提示する必要があります。私はラグジュアリーカードを現地で利用したのでレシートは持っていましたが、レシートを財布から探すのが面倒だったのと、他のカードにも手荷物無料宅配サービスは付いているので、帰りは別のカードを使おうと思いました。私はアメックスゴールドと航空券を係員に提示しました。航空券の裏面に、サービスを利用したことを示すスタンプを押されました。

 因みに、何故アメックスゴールドを使ったかというと、アメックスゴールドは、カードやサービスの利用状況によっては、高額の年会費を理由に解約を申し出た時に、「翌年度の年会費を無料にするから解約しないで下さい」というオファーが来ることがあるそうです。今回手荷物無料宅配サービスを利用したという実績を残すことで、ひょっとすると、解約を申し出る時に引き留めがあるかも、という淡い期待を持つことが出来ます。

 そんなこんなで、帰りも大きなスーツケースを持ち運ぶことなく、身軽に帰路に着きました。到着が夕方だったので、電車は結構混んでいました。スーツケースを送っておいて正解だった、としみじみ思いました。

帰国日の翌日、荷物が自宅に到着

 帰国したのは、午後4時頃でした。その時間からの集荷でも、翌日の午前中には自宅に到着するとのことでした。スーツケースには洗濯物が入っているので、なるべく早い方が良いだろう、と思い、翌日の午前中に到着するように時間指定しました。到着日の翌日の午前中に、無事にスーツケースは自宅に届きました。

 なお、空港から自宅へ荷物を宅配する場合には、宅配伝票をその場で書く必要があるのですが、私はスマートRe という事前住所登録サービスを利用して、予め住所を登録しておいたので、カウンターではバーコードを見せるだけで住所が記入された伝票が出て来ました。楽ですね〜^^

手荷物無料宅配が付帯しているオススメクレジットカード4選

アメックスグリーン・アメックスゴールド

Amex Green

 

 

 

Amex Gold

 

 

 

 

 

 

 ステータスカードとして有名な、アメリカン・エキスプレス・カードとアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに付帯している手荷物無料宅配サービスでは、往復無料で利用出来ます。クレジットカードによっては、空港から自宅への配達は無料だけど、自宅から空港への宅配は100円割引しか付かないものもあります。そんな中で、アメックスカードでは復路だけではなく往路でも、1個まで手荷物を無料で配送してくれます。往路で利用する場合は、出発日の1週間前までに予約が必要です。

 更に、アメックスカードには海外旅行保険も付いています。詳細はこちらの記事をご覧下さい。

 アメックスは、グリーンカードでも通常年会費12,000 + 税、ゴールドカードは通常年会費29,000 + 税と、ゴールドカードやプラチナカード並みの年会費が発生します。しかし、アメックスでは年に数回、初年度年会費無料のキャンペーンを実施しています。アメックスを公式サイトから申し込むのはお勧めしません。何故なら、アメックスでは友達紹介キャンペーンでの入会キャンペーンを別途実施しており、アメックスを持っている人からの紹介で入会した方が、入会キャンペーンが豪華になるからです。近くにアメックスを持っている方が居ない場合は、私から紹介することも可能です。問い合わせフォームかLINE@から連絡を下さい。折り返し、紹介キャンペーンが適応される申し込みURLをお送りします。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードの手荷物無料宅配サービスは、空港から自宅への配送が、荷物1つまで無料になり、自宅から空港への配送は100円引きになります。無料になるのは復路のみである点に注意が必要です。

Image result for セゾンゴールドアメックス セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードにも、海外旅行保険が付いています。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードは、ネットからの申し込みで初年度年会費が無料になります。

ラグジュアリーカード

 ラグジュアリーカードの手荷物無料宅配は、かなり優秀です。往復3個までの手荷物を無料で宅配出来ます。それだけではありません。往路で利用する際の電話予約は、出発日の3日前までOKです。アメックスの場合は、出発日の1週間前までに手配する必要がありますが、ラグジュアリーカードの場合は猶予があります。急な出張や、思い付きの旅行にも対応出来ます。Image result for ラグジュアリーカード

 ラグジュアリーカードは、日本初の金属製クレジットカードで、特許を取得した技術を使って、レーザーでカード番号やカード保有者の名前を金属の券面に刻印しています。材質が金属であること、富裕層向けのクレジットカードであり、豪華な優待が付帯していることから、年会費が高いです。

 1番安いチタンカードの年会費は 50,000円 + 税です。三井住友プラチナカード や JCB THE CLASS などのプラチナカード・ブラックカード並みの年会費です。手荷物無料宅配の優待だけの為に申し込むのは、止めた方が良いと思いますが、私のようにクレジットカードマニアの方で金属製カードをコレクションに加えたい方や、周囲の人にドヤ顔したい方、便利なコンシェルジュサービスを利用してみたい方、TOHOシネマズの無料チケットを入手したい方にはオススメのカードです。

 ラグジュアリーカードは、基本的に入会キャンペーンを実施していませんが、時折友達紹介キャンペーンなどを実施することがあります。この記事執筆時点では、ラグジュアリーカード保有者からの紹介で入会すると、ボーナスポイントが貰えるキャンペーンを実施中です (2019年12月末まで)。詳しいキャンペーン内を知りたい方は、問い合わせフォームかLINE@からご連絡下さい。

ステータスカードのポイント還元率を簡単に上げる裏技とジレンマ

エポスゴールドカード (VISA / Mastercard ゴールドカード以上)

 VISA か Mastercard の国際ブランドが付いたゴールドカード以上のクレジットカード全てに、実は手荷物宅配の優待が付いています。残念ながら無料にはなりませんが、自宅から空港への宅配は通常料金の15% off、空港から自宅への配送は1個目500円 (2個目以降は15% off) で利用出来ます。手荷物宅配の通常料金はお住いの地域によって異なります。確認はこちらから。なお、帰国時に宅配割引を利用するには、海外で該当カードを利用した時のレシートを提示する必要がありますのでご注意下さい。

 VISA / Mastercard のゴールドカード以上であれば、どの発行会社のカードでもこの特典を利用出来ます。数あるゴールドカードの中で、私のお勧めは、エポスゴールドカードです。

 エポスカードからの招待を受けて、ゴールドカードへアップグレードした場合、年会費は永年無料になります。更に、年会費無料カードとは思えないほど充実した海外旅行保険も付いています。詳細はこちら

 

まとめ・感想

 この記事では、一部クレジットカードに付帯している手荷物無料宅配サービスの紹介、サービスを実際に使ってみて感じたことと、手荷物無料宅配サービスが付帯しているオススメクレジットカードを紹介しました。

 このサービスを知るまでは、旅行に行く時にスーツケースを自分で運んでいくのは当たり前だと思っていました。手荷物宅配サービスがあることを知った後も、高い宅配料金を見て、「金持ちしか使わないだろう!」と考えていました。

 しかし、手荷物無料宅配サービスが付いたクレジットカードが存在することを知ると、使ってみたいと思うようになりました。実際にこのサービスが付帯したカードを手にして、サービスを利用してみると、あまりの便利さに驚きました。自宅と空港の往復が、こんなに楽になるなんて、思ってもいませんでした。スーツケースが無いだけで、階段を使える、段差を越えるのが容易、雨の日でも身軽に移動出来るようになりました。1度この快適さを知ってしまったら、もう戻れないのではないかと思います。

 ただ、このサービスには2つ残念なことがあります。1つは、空港の JAL ABC カウンターが遠いことです。せめてフロアの中央にあれば、どの航空会社を利用する人でも、移動が楽になります。2つ目は、国際線利用時にしか使えないことです。国内旅行で飛行機を使う時にも、手荷物無料宅配サービスが使えたらどんなに便利だろう、と思いました。(金を払えば宅配サービス自体は利用出来ると思いますがw)

 手荷物無料宅配サービスを利用してみたい方は、上記で紹介している4枚のクレジットカードのどれかを作ることをお勧めします。特に、初年度年会費無料のアメックスとセゾンゴールドアメックスは、試しに1年持ってみる、という軽い気持ちで利用するのにもってこいです。1年間サービスを利用してみて、気に入れば翌年度以降も継続、気に入らなければ解約すれば良いと思います。早速シルバーウィークや年末年始の海外旅行時に使ってみてはいかがですか?