こんにちは^^
2023年最初のクレカとして
ニコスが発行するリクルートカードに申し込み、
可決されたことが嬉しすぎて、
同日中にポケットカードにも申し込んで、
可決メールが届くまでの3日間で
ウキウキ気分が吹っ飛んでしまった
クレカマニアの Taka です^^
今回は、クレジットカード決済で手数料を取られたことを
JCB に通報したのに、
まさかの JCB 公認だったケースについて
ワシの体験談を紹介します。
2017年か2018年ごろの出来事なので
現在では状況が変わっている可能性がありますが、
この加盟店でクレカ決済をするときには
注意が必要です。
この記事を読むことで、
クレジットカード利用に対して
手数料を請求する悪質な加盟店と、
その件についてのJCBの対応について知り、
同様のトラブルを避けることができるようになるでしょう。
Table of Contents
クレジットカード利用手数料 ¥500!悪質な加盟店
今回の体験談で、ワシが実際に利用したのは
航空会社のジェットスターです。
2017年か2018年の夏に、
他社ポイントから交換した nimoca ポイントを
ANA マイルに交換するために
博多に向かいました。
このときに利用したのが
格安航空のジェットスターでした。
たしか成田 – 福岡の区間だったと思います。
当時は、ANA JCB 一般カードを発行して、
入会キャンペーン攻略のために
あらゆる決済を集中させていました。
行きはネットで航空券を手配し
クレジットカード払いを選ぶ画面で、
クレジットカード手数料として
¥500 が発生していることに気づきました。
クレジットカード加盟店規約違反であることは
すでに知っていて、
カード会社に通報すれば
手数料を還元されるという情報も
ネットで掴んでいました。
「後で JCB 通報すればいいや。」と思い、
クレジットカード手数料 ¥500 を加えた金額で
航空券を ANA JCB カードで決済しました。
復路は、時間が読めなかったので、
福岡空港から博多駅を往復し、昼食を済ませてから
福岡空港のカウンターで購入しました。
ちょうどいい時間にあった便は
またしてもジェットスターでした。
ジェットスターのカウンターで
クレジット決済し、またしても手数料として
¥500 を取られました。
カード利用明細に最終的な金額が載ったことを確認してから、
JCB に電話で問い合わせました。
(利用履歴の照会は個人情報を含むので、
ネットでの問い合わせは不可。)
すると、信じられない返答が返ってきました。
JCB に問い合わせたら、まさかのクレカ手数料を公認!?
JCB に電話をかけ、本人確認を行い、
該当カードでのジェットスターの利用明細を調べてもらい、
クレジットカード決済の手数料として
¥500 を取られたことを伝えました。
どう考えても、クレジットカード加盟店規約違反なので、
手数料はすぐに返金されると思っていると、
まさかの返答が…
オペレータ−によると、
ジェットスターは本社がオーストラリアにあり、
オーストラリアではクレジットカードの利用に対して
手数料を請求することが許されている。
JCB としては、ジェットスターに対して
日本での航空券販売などについては
手数料を請求しないように「お願い」している、
という返答が返ってきました。
加盟店規約の中では、
クレジットカードの利用に対して
手数料を客に請求することや、
クレジットカードの利用金額や時間帯を制限することを
明確に禁じているにもかかわらず、
ジェットスターが手数料を請求したことについては
JCB は何もできない (= 公認) だったのです!
これを聞いて、ワシは JCB に呆れました。
「加盟店規約の意味ないやん!」
「加盟店規約を守らせるのが JCB の役目だろ!」
と、怒りの感情が湧き上がるとともに、
「所詮は利用者のことよりも、
加盟店からの決済手数料で儲けることが優先なんだな。」
と JCB への信頼が地へ堕ちました。
他にも加盟店規約違反の放任例はある
実は、クレジットカード加盟店規約違反を
野放しにしている例は、他にもあります。
ここでは、2つの事例を紹介します。
加盟店規約違反放任例 1: 現金払い客だけ3% off
オーケーという食料品店では
オーケークラブという会員制度を導入しています。
オーケークラブの会員になった上で
現金で支払うことで、
購入金額が 3% off になります。
オーケークラブの会員になったとしても、
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など
現金以外の支払い方法の場合は
割引は適応されません。
これって、明らかに加盟店規約違反ですよね?
JCB、三井住友カード、ダイナースクラブカード、アメックス各社の
加盟店規約の中では、
現金払いの客とクレジットカード払いの客に対して
異なる扱いをすることや、
現金での支払いを誘導することを固く禁じています。
にもかかわらず、
オーケーでは実際に
現金払いのオーケークラブ会員だけに対して
3% off という優遇措置を行なっています。
この件について
以前 JCB と三井住友カードに問い合わせたところ、
3% off は加盟店が導入している「サービス」であり、
カード会社としては何も言えない、
という内容の返答でした。
おかしいと思いませんか?
サービスだろうがなんだろうが、
現金払いの客を優遇し、
クレジットカード払いの客を冷遇しているのに、
カード会社に通報しても
是正指導を行おうとすらしない。
カード会社にはガッカリです。
加盟店規約違反放任例 2: クレジットカード払い客だけポイント 2%減額
続いてのクレジットカード加盟店規約違反事例は、
ビックカメラグループなどの大手家電量販店です。
ポイント還元率 10% の商品を買う際に、
現金かプリペイド電子マネー (Suica, WAON など) なら
ポイントは 10%還元のままですが、
他社クレジットカードでの支払いだと
ポイント還元率が 8% に減額されてしまいます。
不公平ですよね?
現金払いや電子マネー払いの客を優遇してますよね?
自社が発行するクレジットカードでの支払いなら
ポイント還元率は 10% のままですが、
他社カードを利用しようとすると
2% もポイントを減額されます。
これについても
以前、JCB と三井住友カードに問い合わせたことがありますが、
オーケークラブの時と同様に、
「加盟店が導入しているサービス」に関することなので
カード会社からは何も言えない、
という返答が返ってきました。
家電量販店は、扱う金額が大きい分
クレジットカード会社が受け取る手数料が大きいのでしょう。
つまりは、カード会社にとっての「お得意客」にあたるので、
家電量販店に対しては
カード会社は強い態度を示せないのだと推測しています。
結局ここでも、
利用者のことを二の次にして、
カード会社自身の利益しか考えていないように思えます。
この歪んだ、忖度だらけの現実を変えるには、
カード利用者が声を上げるしかないと思って、
この記事を書いています。
クレジットカード加盟店規約違反の放任は意外に多い!利用者が是正を求める声を上げるべし!
この記事では、
クレジットカードの利用に対して
手数料を請求されたという
クレジットカード加盟店規約違反の実例と、
それについて JCB に通報したのに
まさかの JCB 公認の加盟店規約違反だった、
という体験談を紹介しました。
さらには、
クレジットカード加盟店規約違反を
カード会社が放任している事例として、
オーケーとビックカメラグループなどの家電量販店の
2つの実例を解説しました。
いずれのケースにおいても、
カード会社が加盟店に対して
加盟店規約の遵守を強制できていないことが問題であり、
その根本的な原因は
カード会社側が利用者のことを二の次にか考えておらず、
自社がカード決済手数料で利益を上げることを優先しているから
だと思われます。
このままでは、カード利用者側のあなたが損をします。
これらの悪質な加盟店を完全に避けることも
1つの選択肢としてはありますが、
それと同じくらいに、
カード利用者の我々が
加盟店規約違反を強く非難して
是正を求める声を上げることが必要だと思います。
日本から、クレジットカード加盟店規約違反を行う店舗が
0になる日を心から待ち望んでいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私はクレジットカードを40枚以上発行してきました。日本で発行されているほとんど全てのクレジットカードのポイント還元率、年会費などの情報が頭に入っています。還元率が2%以上のクレジットカードを使い、年間で30,000ポイント (=30,000 円相当) 以上貯めて、お得な生活を送っています。
そんなクレカマニアの私も、初めてクレジットカードを作った時はとても不安でした。
大学生時代にアメリカ留学が決まり、現地での買い物用にクレジットカードを発行することになった時、挫折しそうになりました。クレジットカードってどんな仕組みなのか?審査に通るかな?
ネットで色々調べましたが、あまりの情報量の多さに、面倒に感じましたが、「得をするぞ!」という強い精神力で乗り切りましたww
当時の私のように、「クレジットカードって何?」「どんな仕組みなの?」「どうやって選べば良いの?」などの様々な疑問を持っている方の助けになればと思い、当ブログを運営しています。
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