どこの店舗で利用しても、ポイント還元率が一律で1.2%のクレジットカードがあります。その名はリクルートカード。高還元カードとして、多くの雑誌やウェブサイトで紹介されています。しかし、私はリクルートカードを本当にお得に使える人は限られていると思います。この記事では、リクルートカードのメリットやデメリット、どんな人にオススメのカードなのかを解説します。
Table of Contents
リクルートカードのスペック
まずは、リクルートカード の基本情報を紹介します。
年会費:永年無料
国際ブランド:JCB, Master, VISA
ポイント還元率:1.2%
ポイント付与単位:1ヶ月間の利用金額の合計に対して、1.2%のリクルートポイントを付与
対応電子マネー:国際ブランドによって異なる。
JCB ブランドは、nanaco とモバイルSuica へのクレジットチャージが可能で、ポイント対象。
VISA / Master ブランドは、nanaco、モバイルSuica、楽天Edy、SMART ICOCA へのクレジットチャージ が可能で、ポイント対象。
注意点:
・ポイント付与時、小数点未満のポイントは切り捨てられるので、月間利用金額が500円未満の場合、獲得ポイントは5ポイント以下となり、実際のポイント還元率は1%となる。1.2%の還元率を得るためには、月間で500円以上の利用が必要。
・リクルートカードの国際ブランドによって、クレジットチャージ 可能及びポイント付与対象の電子マネーが異なるので、注意が必要です。JCB ブランドと VISA / Master の2枚持ちが可能です。
・リクルートカード から電子マネーへのクレジットチャージ時のポイント付与には上限があります。月間3万円までの電子マネーチャージに対しては、ポイントが付与されますが、それを超えた額についてはポイントが付与されません。この金額は、全ての電子マネークレジットチャージ 額を合算した金額なので、例えば、1ヶ月間に、nanaco 1万円 + Edy 1万円 + モバイルSuica 1万円利用した場合、上限に達します。詳細はこちら。
リクルートカードのメリット
ポイント還元率が1.2%と高い
リクルートカードは、ポイント還元率が高めに設定されています。月間の利用額が500円以上の場合、1.2%のリクルートポイントが貰えます。この還元率は、何百種類あるクレジットカードの中で、かなり高い部類に入ります。一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%であることを考えると、その差は2倍以上です!
しかも、買い物毎ではなく、1ヶ月の利用金額の合計に対してポイントが付与されるので、端数が無駄になりにくいです。例えば、99円の買い物を10回した場合、買い物毎にポイントが付与されるカードの場合は、1ポイントも貰えませんが、リクルートカード なら、1ヶ月の合計金額である990に対して1.2%分の10ポイントをゲット出来ます!コンビニなどを頻繁に利用していて、1回の買い物金額が小さい方には、リクルートカード はオススメです。
電子マネークレジットチャージ分にもポイントが貯まる
リクルートカード は、電子マネー、特に nanaco へのクレジットチャージ でポイントが貯まる、数少ないカードです。多くのクレジットカード会社では、電子マネーへのチャージ分はポイント付与対象外に設定しています。そんな中で、今だに、クレジットチャージ 金額に対してポイントが付与しているリクルートカード は、貴重な存在です。
2018/4/15 以降は、電子マネーへのチャージに対するポイント還元に上限がついてしまいましたが、それでもなお、電子マネーを日常的に利用している方にとっては、リクルートカード はかなりお得なクレジットカードです。
リクルートカードのデメリット
リクルートポイントの使い道が少ない
リクルートカードの最大の弱点は、ズバリ、貯まったポイントの使い道が限られていることです。リクルートポイントのままでは、リクルートが運営する、じゃらんなどでしか利用出来ません。
現在では、リクルートポイントは、ponta ポイントと等価交換が可能になりました。これにより、ローソンなどの、ponta ポイント加盟店でも、リクルートカード で貯めたポイントを使うことが可能になりました。しかし、ponta ポイント加盟店の数も、Tポイントや楽天ポイントなどの他社ポイントに比べると、とても少ないです。
一方で、つい最近朗報がありました。ponta ポイントが d ポイントに交換可能になりました!d ポイント加盟店であるマクドナルド、ローソン、nojima などの実店舗及び、d ショッピングなどのネットショッピング、バーコード決済・オンライン決済のd払いでも利用可能になりました。まだまだ、他社の王手ポイントの加盟店数には及びませんが、使い勝手はかなりマシになってきていると思います。
旅行保険が自動付帯ではない
リクルートカード には、海外旅行保険と国内旅行保険が付帯しています。しかし、利用付帯となっています。つまり、旅行の費用などをリクルートカード で決済することが条件となります。持っているだけでは旅行保険が自動で付帯しないので、注意が必要です。
まとめ:リクルートカードはどんな人にオススメか?
以上のスペック、メリット、デメリットを踏まえると、リクルートカードは、電子マネーへのクレジットチャージを頻繁に利用してポイントを獲得したい方や、リクルートポイント・ponta ポイント・d ポイントの加盟店で日常的に買い物をする方、旅行保険が自動付帯でなくでも構わない方にオススメです。
nanaco をはじめとする、各種電子マネーへのクレジットチャージで1.2%もの高還元率でポイントをゲット出来る点が、リクルートカードの1番の魅力です。私も、数ヶ月前にリクルートカードを発行しました。入会キャンペーンのポイントを早速使って、USB 充電器やマウスパッド、リストレストなどの文房具を揃えました。主に電子マネーチャージ専用カードとして、ガンガン利用していきたいと思います!
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私はクレジットカードを40枚以上発行してきました。日本で発行されているほとんど全てのクレジットカードのポイント還元率、年会費などの情報が頭に入っています。還元率が2%以上のクレジットカードを使い、年間で30,000ポイント (=30,000 円相当) 以上貯めて、お得な生活を送っています。
そんなクレカマニアの私も、初めてクレジットカードを作った時はとても不安でした。
大学生時代にアメリカ留学が決まり、現地での買い物用にクレジットカードを発行することになった時、挫折しそうになりました。クレジットカードってどんな仕組みなのか?審査に通るかな?
ネットで色々調べましたが、あまりの情報量の多さに、面倒に感じましたが、「得をするぞ!」という強い精神力で乗り切りましたww
当時の私のように、「クレジットカードって何?」「どんな仕組みなの?」「どうやって選べば良いの?」などの様々な疑問を持っている方の助けになればと思い、当ブログを運営しています。
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クレジットカードって何が違うの?還元率が高いカードはどれ?などなど...
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